ブログは内容次第で借主・買主の両方から受託できる
コロナ禍で訪問営業や来店を促すことが難しくなり、俄然ブログが注目されるようになりました。誰もが狙いたい顧客に突き刺さるブログを発信したいと考えています。
ブログの書き方を発信する際は必ず「ブログのターゲットは絞り込む」と説明があります。しかし、ブログの記事の内容によっては、大家さん向けだったり、地主向けだったり、実際に不動産を探している入居者や購入者の場合もあります。
アピールしたいターゲットが何種類か複数ある場合は、どうしたらいいのでしょうか?
ブログのターゲットは誰か
会社の公式ブログにとって、ターゲットとは「狙いたい顧客層」であり、営業をかける客先です。つまり、街の不動産会社なら次の2つの層がターゲットになります。
・物件を持っている大家さん
・物件を探している借り主
この2つの層はまったく逆の立場です。
片方の層を狙ったブログを作成しても、もう片方には読んでもらえない記事ばかりになってしまうのではないか、と思う人も多いでしょう。
この場合、解決方法は2つあります。
・それぞれの層向けにブログを2つ作成する
・1つのブログを、タグやカテゴリーで分類してターゲットに振り分ける
それぞれの層向けにブログを1つずつ作成するには、ブログ作成チームが2つ必要です。時間も手間も倍かかってしまうので、全国規模の大手企業ならともかく、地方の中小企業にとってはあまり現実的な方法ではありません。
ターゲットは記事ごとに変えられる
つまり、同じブログの中に、大家さん向けの記事と借り主向けの記事が存在することになります。読み物系の記事は、共通でどちらにも向いた記事として扱います。
ターゲットはどうやって指定するのか
記事ごとにターゲットを指定するには、カテゴリーやタグを設定します。
WordPressやドリームXには記事ごとにターゲットやタグを設定する機能があり、そこで分類するとターゲットを絞り込んで発信することができます。
つまり、実際の作業は「ターゲットを絞り込む」よりも「ターゲットに向けた記事でターゲットの役に立つ記事に仕分けする」ことになります。
そのが記事の内容がそれぞれの客層に合っていて、検索結果で上位にも表示されるでしょう。そうすれば、狙ったターゲットからのアクセスを得ることができます。

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