時には顧客の意表を突くようなブログ記事も喜ばれる
小さな不動産会社のブログでは、顧客(物件を持っている不動産オーナー)の役に立ち、大家さんや不動産オーナーが読んで面白いと思ってもらえる記事を書くために、記事の内容をあらかじめ決めましょう。
ある程度の記事がたまったら、たまには少し外した内容の記事もいけます。
いつも同じ内容では飽きられる?
ブログを開始する前に基本的なコンセプトを決め、ブログを書くスタッフが複数名いる場合はジャンル分けして担当者を決めると良いでしょう。
例えば
1、地域の施設紹介
2、地域のイベント毎
3、不動産のお役立ち
などです。
最初はピッチを上げてできるだけたくさんの記事を発信してください。しばらくすると記事の作成にも慣れ、少しずつ読者が増えてきます。
そのサイクルが安定するまで、しばらくはそのまま運営を続けましょう。ある程度慣れてくると、少し冒険心が出てきます。
書いている側では、もっといろいろ書きたい、そして読者ももっと違ったものを読みたいだろうと思ってくるものです。実際には読者は決まったパターンの記事でもある程度満足してくれています。
このブログには、不動産関係の役に立つ話を求めて読みに来ているからです。他のジャンルの記事が読みたければ、他のWebサイトを訪問するでしょう。
たまには少し違うブログ記事があると新鮮な気分になる
しかし、書いている側では同じものばかりでは欲求不満にもなります。そんなときは、いつもの記事から少しだけずらしたものを書いてみると新鮮な気分になります。
たとえば
・新規開店や閉店記事の担当なら、グルメレポートやお気に入りのお店のメニューを紹介してみる
・不動産エピソード担当なら、大家さんの立場ではなく、物件を探す借り主の立場でエピソードを書いてみる
・経理や法律担当なら、その知識を勉強中のエピソードを紹介してみる
・他の不動産会社とのエピソードを紹介してみる
・読んだ本、友達とのエピソードなど、各担当者の日記(人物紹介の拡大版のようなイメージで)
普段の記事のパターンとは少しズレますが、大家さんにもきっと面白く読んでもらえるでしょう。「他の不動産会社とのエピソード」や「各担当者の日記」は、かなりむずかしい記事です。
実際のエピソードをそのままではなく、面白いパートは多少盛りながら、事実や固有名詞はぼかして、周りに迷惑がかからない形で作成する必要があります。
しかし、メンバーを紹介しながら会社自体に親しみをもってもらうという効果があります。
基本的なコンセプトから外れることはしない
レシピサイトや読書記録ブログではなく、街の小さな不動産会社のブログの記事なので、基本的なコンセプトは変わらず「顧客の大家さんが読んで面白く、役に立つ記事を提供する」であることに変わりはありません。
外した記事は1ヶ月に1回程度、メンバーの誰かが作成する程度で充分です。
しかし、普段の記事で読者との信頼関係ができていれば、少し外した記事も面白く読んでもらえるでしょう。
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