ブログ集客のデメリット
ブログは誰でも簡単に始めやすく効果の高い集客法です。でも良いことばかりではありません。
今回はブログ集客のデメリットについてご説明します。
なぜ記事数が大事なのか
ブログ集客で効果を発揮するには、ある程度の記事数が必要です。どんなに良い記事を書いて発信しても1記事や2記事では効果は得られません。
不動産会社の場合、通常の業務の傍らでブログを作成するので記事が貯まるまではどうしても時間がかかります。
ブログの記事数が貯まり、いろんな記事が徐々に読まれるようになると、検索サイトは訪問者・閲覧者が多いブログと評価しはじめます。さらにその訪問者・閲覧者がブログ内をウロウロしながら他の記事を読むようになるとブログの滞在時間が長くなります。
Googleなどの検索サイトはユーザーに役立つ記事が多いと判断してさらに高く評価するようになります。やがて訪問者が多く、滞在時間が長い記事を検索サイトは上位表示します。
なのでブログが検索されるようになるには、最低でも100記事くらいは必要です。複数の記事が上位表示されるには、さらに数百記事以上が必要です。
これがブログ集客として効果を発揮するには時間がかかる理由です。まずは1日1記事3ヶ月で100記事を目指しましょう。
なぜブログが続かないのか
しかし、ブログを始めても大半の方は最初の数日から1ヶ月くらいで発信をやめてしまいます。通常業務が忙しいとブログは更新が遅れてしまいます。
しかし固定した読者をつかむためには、定期的に更新してこそ「生きているブログ、情報が信用できるブログ」と言われるのです。ブログが長期間更新されないと訪問者が新鮮な記事が少ないブログと判断して2度と訪問しなくなり忘れ去られてしまいます。
ブログは記事が日々蓄積されることで検索サイトが評価しています。ブログ訪問者は、その日付が古いものだったり、更新日がかなり前だったりすると『更新されていない古いブログ』『やる気の無い不動産会社』と判断されます。
ブログを続けた会社だけが集客できる
ブログの内容は通常の業務内容に密接に関係するため、業務内容がわかっている社長や不動産業務に精通している従業員が作成するのが成功への近道です。物件紹介のブログなどは、物件を知らないスタッフが書いた記事や、物件を見ていないスタッフが書いた記事は、詳しい情報が欲しい人には見抜かれてしまいます。
また、不動産のトラブル事例などは個人情報に絡むこともあり、どの程度記事に反映していいか、外部の人間ではわかりにくいこともあります。つまり、不動産ブログの作成は社内で作成するのが成功の近道です。外注しても効果が得られない可能性が高いです。
従業員は記事作成のプロではないので最初はかなり負担になります。新たにブログを書くという業務が増えるのですから。
ネットやブログに馴染みのない人にとっては、パソコンを操作して定期的にブログを更新すること自体がかなり大変な作業になることもあります。これがブログが続かない大きな原因です。