問題はやり方ではない。儲かる会社と損する会社があるだけ
問題はやり方ではありません。この世にあるのは『儲かる会社』と『損する会社』があるだけです。
問合せがない原因? あなたの会社なんて誰も知らない
ホームページの知名度って、どうやって計るの?
ホームページの知名度って計れるの? はい、 ”度”がついているので温度のように数字で表すことができます。。
知名度の計測方法はホームページの
・訪問者数(セッション)と
・アクセス数(ページビュー)があります。
”訪問者数”とは、その名の通り、その日最初にホームページ内のどこかのページを訪問した人の数です。必ずしも、トップページとは限りません。ホームページ内にある会社概要やスタッフ紹介、お店までのアクセスMAP、物件紹介、ブログなどです。
Googleアナリティクスでは「セッション」と呼ばれています。ホームページ内のどんなページをクリックしても訪問者数は1人と計測されます。
”アクセス数”とは、ホームページ訪問者とその訪問者がクリックしたいろんなページのクリック数です。「ページビュー」と言われています。知名度を計るのに最も重要な数字です。
訪問者がホームページ内のページを5ページ(5回)クリックすると5PVとなります。この数字で知名度の高さを計測するのが一般的です。Googleもこの数字が多いホームページを評価しています。
損する会社がやっていること
多くの不動産会社は、ホームページは”物件主義”という考えが基本です。不動産会社はホームページを操作するときに最初にやることが不動産物件の掲載です。不動産店の店頭にある不動産を紹介するチラシや図面を貼る、アレをホームページでやろうという訳です。
これも理由とストーリーがあります。店頭のチラシや図面を見つけた人は、そのお店を見つけて店頭までやってきたことになります。このお客さんも訪問者ということです。インターネットの場合も同じです。ホームページへ訪問しなければ物件を見てもらうことはありません。
不動産会社はホームページで物件を紹介すれば、お客が”何らかの方法”でホームページを見つけて世界中からやってきて物件を見て問合わせや来店してくると思っています。この記事を読んでいる多くの不動産会社の社長様も恐らくそう思っているはずです。
でも今そんなことはまず起こりません。理由は、そもそも誰もあなたのホームページをネット上では知らないからです。
「いやいや、ウチの店は駅前にあるから」とか
「あちこちに看板を貼っているから」
と知名度があると思っているかもしれませんが、それはあなたの店の場所を予め知っているか、看板を見たことがある人の場合です。でも一度も役に降りたことがない人や、初めてその地を訪れる人はあなたのお店や看板を目にすることはありません。インターネット上では、月間1千PV前後のアクセス数ならほぼ知名度がないと言っても過言ではありません。
ほとんどの不動産会社のホームページは物件紹介が中心です。1つの物件が何百、何千、何万もの不動産サイトに掲載されています。Googleだってどれを上位表示してイイか分からないはずです。だから今は物件紹介をしても、ポータルサイトなど広告費を利用している物件しか表示されなくなりました。
損する会社は物件紹介がメインです。ここから抜け出せば、儲かる会社になれます。
儲かる会社がやっていること
まず結論から言います。ホームページで儲かっている不動産会社はブログを活用してインターネットで集客をしています。
つまり儲かる会社は、インターネットビジネスがどういうモノかを分かっています。
上記で説明したように、
1、ホームページにたくさんの訪問者が集まる。(ネット集客)
2、訪問者がホームページ内をグルグル回遊(クリック)する。
3、ホームページのPV(ページビュー)が多くなる。
4、Googleは「訪問者に役立つ記事が多いから訪問者・アクセス数が多い」と判断する。
5、Googleがホームページを高く評価する。
上記のことが繰り返されて、やがてホームページに勝手に顧客がやってくるようになるのです。
なぜブログはネット集客に効果があるのか?
なぜブログがネット集客で効果が高いのか?
1、Googleが高く評価している
2、キーワードで検索されやすい
3、長い間ネット上に資産として残る
4、有料広告ではないので、料金が定額(無料)である
ブログにはこのような効果があります。
あなたがお客さんにしたい人に向けて、困っていることを見つけ出して、ブログで解決して満たして上げてください。
やがてお客さんはあなたのお店を目指してやってきます。勝手にやってきます
どんなブログを発信すればイイの?
それでは、どんなブログを書いて発信すれば良いのでしょうか?
1、まずは自社のことを伝える
・自社の特徴・強み
・自社の歴史
・社長のプロフィール
・スタッフの紹介
2、地元の紹介
・商業施設の紹介
・公共施設の紹介
・学校・教育施設の紹介
・近所の飲食店・レストランの紹介
・地元のイベントの紹介(お祭り・フリーマーケット等)
・予防接種、保育園・幼稚園の募集等
3、不動産の役立つ情報
・経験
・知識
・専門的スキル
ブログの記事は尽きることはありません。紹介記事は毎年紹介すればネタ切れになることなんてありません。
1記事の文字数、記事数はどの位あればイイですか?
・1記事はどのくらいの文字数がイイですか?
今までの経験から700字以上にすると、検索されやすくなります。文字数は長いほど検索されやすいと言われていますが、あまり長い記事は最後まで読まれないこともあります。最初のうちは1記事1000字から2000字くらいがイイでしょう。
・記事数はどのくらい必要ですか?
毎日1記事を書いて3ヶ月。記事数にして約100記事になり、アクセス解析を見るとアクセス数が少しずつ増えていることを実感するようになります。恐らく月間1000PV(ページビュー)を超え始めます。1000PVを超えると近所の多くの不動産会社と肩を並べられるようになります。ここから回転数(記事数を増やして)を上げていきましょう。まだ物件は登録しなくても大丈夫です。
さらに3ヶ月位かけて、記事を増やします。記事の内容にもよりますが200記事以上になると月間3000PVになります。恐らく地元の同業者の中では先頭集団、上位集団の仲間入りできます。運が良ければ、チラホラ問合せや空室で困っている大家さんや不動産オーナーから相談の電話や来店があるかもしれません。このころからアクセス全開です。この頃でもまだ物件入力は必要ありません。
そして1年位かけて、月間5000PV、10000PVを目指してください。やがて毎月3〜5件か、それ以上問合せや反響が安定して入るようになります。この頃専任物件や管理物件があれば受託物件だけを登録するのもイイでしょう。
記事数が増えるほと、検索の間口が広がりどんどんアクセス数が増え、反響問合せが増えます。あとは毎日記事を書くだけの繰り返しです。
つまり、ホームページに物件を登録しなくてもインターネットで集客できるのです。
ホームページ運営の考え方を見直そう
今こそ、ホームページの取り組み方法を見直しましょう。
ホームページで問合わせや反響を得ることはゴールになりますが、その手前に「ホームページの知名度を上げる」ことを最優先にしましょう。
それには、いろいろなキーワードで検索されるホームページにしてください。そのためにはキーワード検索に強いブログで記事をどんどん発信してください。
店は駅前の一等地にあるのに、
あちこちに、店の看板を設置しているのに、
たくさんの電柱に宣伝看板を貼り付けているのに、
以前は場所と看板だけで、お客さんが来店してくれました。しかしそんな駅前の有名店や老舗管理会社がいま集客できずに困っています。
全然、来店も問い合わせもない。
でも原因が分からない。
誰でもイイから答えを教えて欲しい。
答えは・・・カンタンです。
上記はお客さんは少しでも、その不動産会社の存在や名前を知っている人がいました。しかし今はインターネット時代、インターネットでしか集客できない時代です。
一度もその駅を降りた人や看板を見たことがない人、聞いたことがない人はネット上であなたはのお店を知りません。つまりインターネット上であなたのお店は知名度が無いからです。