同じアパートやマンション内で、複数の物件を募集している場合があります。
仮に「ABCアパート」というアパートがあり、このアパートの101~105号室の物件情報を登録するとします。
「ABCアパート」という建物情報を作成し、101~105号室のそれぞれの物件情報をこの建物情報に関連付けることで、101号室の物件ページに102~105号室の簡易的な物件情報、募集状況などを表示することができるようになります。
このような同じ建物の物件を関連付ける機能を同棟物件機能と言います。
建物情報のことを「同棟物件」、通常の物件と建物情報を関連付けることを「同棟物件を設定する、適用する」と言います。
同棟物件を作成する方法は2通りあります。
同棟物件には、通常の物件と同様の情報(築年月や家賃など)を登録することができます。
各物件に同棟物件を設定する時、物件情報の入力されていない箇所は同棟物件の情報から引用され設定されます。
そのため、号室によって異なる情報などは登録せず、建物に関する情報など、全ての号室に共通する情報だけ登録するようにすると、誤った情報が引用されるのを防ぐことができます。
ほとんどの情報は空の場合に引用されますが、一部引用されない項目等があります。
注意が必要な項目は以下の通りです。
同棟物件を適用する物件を物件Aとします。
- 入力タイプ
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引き継がれません。
- 特徴項目
-
特徴項目ごとに引用するかどうかの判定があります。
同棟物件でチェックが入っていて、物件Aでチェックが入っていない特徴項目にチェックが入ります。
物件Aでチェックが入っていて、同棟物件でチェックが入っていない特徴項目は、適用後もチェックが入ったままとなります。
- 物件画像
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全てのカテゴリの登録枚数が0枚の時のみ、同棟物件から画像を引用します。
この際、全てのカテゴリの画像が引用されます。
- ページデザイン
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引き継がれません。
この方法では、物件情報を元に同棟物件(建物情報)を作成します。
作成された同棟物件には、物件情報が引き継がれます。
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登録したい建物の物件編集ページを開き、右上の[location_city同棟物件設定]をクリックします。
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同棟物件の設定ウィンドウが開きます。
右側の[登録する]をクリックします。