保谷大勝軒で神対応のおかみさんに感動
30年以上も前から食べているラーメンが保谷大勝軒です。
保谷駅前が開発でガラリと雰囲気が変わってしまいましたが、相変わらずステキなお店です。
感動1、20年ぶりなのに「麺は固めでいいですか?」おかみさんの神対応
独立してから行く機会がなかった保谷大勝軒です。
20年ぶりに新しくなったお店へ顔を出しました。
店内に入り、ラーメンを作るおかみさんと目が合いました。
「記憶ある人。誰たっけ?」という訝しげな顔でした。
おそらく、私より一回り以上お歳を召されているし今までたくさんのお客様を見てきたわけですから当たり前ですが。
若いスタッフが「相席になるかもしれませんが」とテーブル席へ案内してくれました。
私はお店に入る前からチャーシュー麺と決めていたので、迷わず注文しました。
すると、若いスタッフさんはおかみさんに言われたらしく
「麺は固めでいいですか?」と聞き返しに席へきました。
おかみさんは私を思い出してくれたのです。
保谷大勝軒は麺を丁寧に丹念にスープとからめて出してくれます。
普通のラーメン屋さんの2倍の麺量です。
どうしても最後はノビルよう感じるので、麺固めを注文していました。
20年ぶりなのに、なんと素晴らしい神対応。
もちろん「はい、固めでお願いいたします」と。
とにかく感激しました。
この感動を伝えずにはいられないと、こうしてブログにしたためました。
今の時代はイイもワルイもクチコミとはこういうものなのでしょう。
感動2、おかみさんがお盆とラーメンをテーブルまで
なんとおかみさんが、ステンレスのお盆に乗せたラーメンを持って来ました。
感動です。
おかみさん「ご無沙汰しています。ありがとうございます」
私「お元気ですか?」
おかみさん「なんとかやっています」
30年前から食べている保谷大勝軒で会話したのは多分初めてです。
とても寡黙な方なので、むしろ感動というより恐縮です。
お互いに名前も知らないのですが、七夕の出会いのようでした。
私の後に注文した人のラーメンを届けるのは、おかみさんではなくスタッフだったので私だけに届けてくれたラーメンをじっくり味わいました。
感動3、変わらない味、とろけるチャーシュウ
ラーメンをすすると。
味が変わっていない、当時のままです。
カツオ節とサバ節の甘味と苦味と渋みがコラボして変わらずいいバランスの旨味出汁のラーメンです。
チャーシュウも箸では崩れないけど、口の中でとろけます。
何より、変わらないということに感動しました。
14時前ですが、店内が混み合ってきました。
テーブルを離れ、支払いをしてお店を出る時
おかみさんの口元が「ありがとうございました」と微笑みがはっきりわかりました。
ステキな再会と感動。忘れられない味、保谷大勝軒。
また来よう、もっと早く来よう。
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