小さな不動産屋が駅前有名店や老舗管理会社より検索される方法
年配(60代)ご夫婦で不動産会社を営業するご主人様(社長)から下記のご相談がございました。
「駅前の〇〇不動産(有名FC加盟店)のようなホームページにしたい」
私は早速、その有名店のホームページを拝見しました。
・イメージキャラクターのタレントが笑顔で登場
・どんな物件でも揃っていることをウリにするのホームページ
・物件2千件以上
これが、60代夫婦二人の不動産店が目指すホームページ、営業スタイルでしょうか? 実際にお客様がホームページを閲覧して店を訪問した時、どんな表情になるでしょうか?
小さな不動産会社は大手や有名店のスキマを見つけて、小回りで生き残る
この夫婦には、その地域で生活してきた経験と知識があります。その経験と知識を活かすことが最大の武器です。地元では経験と知識は大手に決して負けることはありません。
小さな不動産屋が、大手とまともに競争しても疲弊するだけです。小さな不動産屋だからこそできるやり方があります。
小さな不動産屋の強みは「大手がやらないスキマと小回り」です。大手は小回りと融通が利きません。まずはその隙間を探しましょう。
例えば
・駅から遠い物件の募集
・築年数が古い物件の募集
・駐車場や空き地の草刈り
などです。
上記のようなことから、
小さくはじめて実績を積むことが重要です。
そんな物件は募集したくないとか、草刈りなって汚い仕事はできない人はここで諦めてください。
経験・知識・強みをフログで伝え続ける
それを幅広く告知するために、ブログを活用しましょう。ブログで「小回り」や「細かい相談ができる」ことをブログで地元の大家さんにアピールします。
ブログはキーワード検索に強いので、大家さんや売主さんは地元を大切にしている不動産会社を探しています。疑問や悩み、問題を解決するためにキーワードで検索しています。
大家さんの悩み、問題解決ブログは共感される
ブログに大家さんの悩みや問題、解決の記事を書きます。社内のスタッフに任せる前に、まずは社長様にお書きいただきたいです。
やがて、社長様のカラーが出来上がったら記事を増やす意味でスタッフに書いてもらいましょう。当初半年は毎日1記事か週に5記事は書きたいですね。
そのブログに自社ホームページへ誘導するためのバナーやリンクを貼ります。やがてブログがキーワードで検索され自社ホームページへ誘導できます。
記事数が増やすほど検索の間口が広がります。だから記事数を増やすことは大切です。
ブログは出し惜しみしない。あなたが書かなければ近隣他社が書く
コンテンツというのは、『価値ある中身』という意味です。「悩みを解決する価値ある中身」として最適なのがブログです。
ブログは伝える・検索される機能が優れているからです。情報は出し惜しみすることなく出し切ることです。
あなたが出さなければ、近隣の他社がやります。あなたが発信したブログに大家さんや売主が共感します。
やがて、あなたのお店は地元では誰もが知る有名店になります。
ホームページはキレイに見栄えを良くしても知名度を上げることや有名店になることはできません。役立つコンテンツをどんどん発信することで、あなたのお店・社長・スタッフの情熱がお客にビシビシ伝わります。