家賃交渉に応じない管理会社が信頼される
仲介業者は何が何でも決めて仲介手数料が欲しいので、新築物件でも当たり前のように家賃交渉をしてくる時代です。
これを逆手にとって大家さんから信頼を得る方法があります。それは家賃交渉に応じない不動産会社です。
家賃交渉に応じません!
家賃交渉は時代の流れで仕方ないとあきらめていませんか? 家賃交渉に応じない管理会社こそ不動産オーナーを熱狂的なファンにすることができます。
理由は? 建物・不動産の維持管理には金がかかるからです。最近の物価高で共用部分の電気代も心配です。
固定資産税だって知らず知らずのうちに年々上がっています。入居者や仲介業者には関係ないが意外にバカになりません。
家賃値下げ交渉の末、建物の維持管理ができず、オーナーと入居者間でトラブルが起こる事例は増えています。健全なオーナーがいるから健全な賃貸経営ができるからです。安心と安全はお互いさまなのです。
入居者が快適に過ごしてもらうには金はかかる
大家さんは建物を維持するためにいろんな費用をかけています。
・建物修繕費
・固定資産税
・受水槽、高架水槽の定期点検
・消防設備点検
・エレベーター定期点検
・電気照明空調設備点検
・植栽・緑化管理
・清掃管理
など費用がかかります。
入居者の命に関わるものなので手抜きはできません。だから安易な家賃の値下げはいずれ入居者に降りかかってきます。
家賃交渉しない理由を説明する
家賃を下げるということは、賃貸経営を不健全にすることです。建物の維持管理には費用がかかります。
そのことをきちんとホームページやブログで説明すべきかと思います。家賃を下げないのではなく、下げられない理由の説明です。
それでも家賃を下げろという入居希望者や管理会社には入居お断り、取引お断りを伝えることも必要です。ボランティアで賃貸経営をしているわけではないはずですから。
家賃交渉には応じません! そういう賃貸経営もこれからは有りかも知れませんね。