2017年07月27日
プライベート
サルスベリの花。置かれた場所で咲きなさい
先日、サルスベリの花をカメラで撮っていたときに思い出したことがありました。
それは5年前に読んだ「置かれた場所で咲きなさい」渡辺和子著の本のことです。
その頃、私は激動する時代の変化とスピードに悩んでいました。
この本を手にしたときに、読み続けていくうちに私はそれまでの長い間の錯覚から目が冷めました。
それまでは自分は何をやってもそれなりに、うまくやってきたという自負(のちにおごりと気づく)が私を支配していました。
しかし、それが自分が素直に状況を受け容れたくない、自分自身のエゴとわがまま、甘えや言い訳けに過ぎないと言うことに気づかされました。
過去を自慢したい。
今の自分を誇らしく見せたい。
大して儲かってもいないのに儲かっているフリをする。
会社を大きくしてスゴイねと言われたい。
社員を増やしてスゴイだろうと言いふらしたい。
見栄(みえ)と欲のかたまりでした。
いつも人が気になり、人と比較している自分でした。
置かれた場所で咲くことを忘れていました。
この本が教えてくれたことは
上を見てもキリがない。
下を見てもキリがない。
比べず競わず戦わずありのままに生きる。
と言うことです。
自分の無能さに気づいた時がスタートラインでした。
置かれた場所で咲きなさい。
サルスベリを撮っている時に咲いている花を見て、この言葉を思い出しました。
カメラで写真を撮るというのも、こんなことを思い出させてくれるんですね。
サルスベリの花に感謝です。
最近の自分の生き方はけっこう好きです。
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