「空室が出たら申込みしたい」と言われる人気物件の作り方
検索サイトにキーワードを入れると検索結果で表示されるのはほとんどがブログです。
検索サイトはブログを高く評価しています。この仕組みを活用してホームページへ多くの人を誘導しませんか?
大家さんと管理会社が協力して人気物件に育てる
マンションのオーナーが花壇に花の種を植えていました。そこに管理会社の社員がやってきて、種を植えているオーナーをスマホのカメラで撮りブログに掲載しました。タイトルは「〇〇マンションの花壇に花の種を植える大家さん」です。
管理会社の担当者が、ひと月前にマンションの高圧洗浄に立ち合い。その作業の様子を写真に撮ってブログに掲載していました。タイトルは「ご安心ください。〇〇マンションは毎年貯水槽の定期清掃をしています」にしました。
このマンションは管理が行き届いていて、オーナーの人柄の良さが人気でいつも満室経営をしています。最近、不動産会社が管理している賃貸物件の出来事、動向を定期的にホームページに掲載して物件をブランド化して入居率を高めています。
オーナーさんと管理会社の不動産は空室が発生した時だけ募集するのではなく、満室時でもマンションを日常を紹介して、人気物件にしています。
成約物件はホームページから削除しない
従来、不動産会社は空室が発生すると広告を使って募集してきました。不動産は「オーナーから預かった商品」という考え方があるからです。
しかし、成約すると広告は不要になります。広告は目的(成約)を達成すると役目は終わり、次に支払いがやってきます。広告は支出です。
しかし、自社ホームページやブログによる募集は成約後も削除しなければ問い合わせが入り続けます。ネット上から削除しなければ『終わりのない募集』をすることができます。
終わりのない募集とは?
空室がある時は、『空室を募集』する。満室の時は『空きを待ち予約』を受け付けるという考えです。
そのために、満室のマンションでも
・お花を植えるオーナーさんの姿
・定期清掃のオーナーさんの愛情
・下水の高圧洗浄で安心できるマンションを紹介
・高架水槽(貯水槽)の清掃と衛生管理
・大家さんがYouTubeで入居者向けメッセージ
などをホームページやブログで紹介して、物件をブランド化します。
成約済物件の掲載は管理会社の特権、仲介会社は要注意
ただし、これは賃貸の管理会社だからできる技です。
オーナーや入居者のプライバシーの問題があります。オーナーからは必ず掲載の承諾をえてください。
また、利用するメディアは自社のホームページと自社のブログの場合です。ポータルサイトは広告サイトなので絶対にやらないでください。大家さんや管理会社の承諾もなく、勝手にやると思わぬトラブルや痛い目にあいます。
また空き予定の物件を【成約済】として掲載する場合は、号室、家賃、間取図、室内写真は掲載しないようにしてください。
特に仲介会社はやってはいけません。お気をつけください。