駅前有名店や老舗不動産店のアクセス数ってどの位あるの?
「お問い合わせ、来店が激減している。この数年で最悪だ」 誰も知っている有名な不動産会社の店長様が嘆いていました。景気が良いと言われていた中で、実際はどうなんでしょうか?
やりたいことがあるのに何もできないと嘆く大手不動産会社の店長
「自社ホームページの物件数は1万件を超えている、写真も1物件50枚以上。ちゃんとやっているのに昨年今年と反響も来店客も消えた」と店長様は言います。
複数のポータルサイトと自社ホームページを運営している。そんな中でも、自社ホームページ経由のお客は来店、成約も高かったと言います。
自社ホームページのアクセス数をお聞きすると、月間訪問者(セッション数)が1000人、月間ページビュー(クリック数)が1500PVとのこと。「エッ!?、ウソでしょ?!、有名店なのにそんなに少ないの?」
ブログを発信すれば、1年で月間ホームページ訪問者と月間ページビューは10倍にすることができるのにと思いましたが言いませんでした。
ネット集客の反響や問合せの数はアクセス数と比例しています。今までの物件紹介中心のやり方をやっていても問い合わせや売上につながる時代ではありません。
アクセス数をから判断する限り、大手不動産会社と言えどもポータルサイトからは自社ホームページへは誘導できていないようです。残念なのは、店長様は自分の意思では何一つやり方を変えることができないことに悩んでいました。
組織という、大きな壁があるからです。それでも結果を残さなければ、店長の地位がヤバイと嘆いていました。
そんな組織という、厄介な壁がない風通しが良い小さな不動産会社は時代の変化に今日からでも変わることができます。
今どきの問い合わせが多い不動産会社がやっていること
『今すぐ客』は本当に少なくなりました。
最近のお客様は物件探しで困っている人は少ないです。転勤や入学などの理由以外は「条件が合わなければ、今すぐ引っ越しはしない」で済むからです。
そんな状況で、小さいながらも、圧倒的な存在感で成長する会社があります。
・地元以外に在住する不動産オーナーから地元物件の募集や管理の受託
・不動産オーナー向けの空室対策セミナーを開催
・不動産投資ブログや売却ブログを配信
して独自の手法で成長している会社です。
独自の手法とは?
不動産オーナーに悩みや問題解決をブログで発信しているやり方です。マーケティングという手法です。
もちろん、入居者、購入者のお問い合わせや集客もできています。自社の管理物件、受託物件だけを掲載しているので決して無理はしません。
では、一体何を伝えているのでしょうか?
・社長、担当者の顔やプロフィール、人柄を伝える
・自分の会社がどんな会社で
・他社との違いや強み
・自社で契約するメリット
・安心して契約ができる
・入居後、購入後も気軽に相談できる
集客がむずかしい時代にあって元気な不動産会社はこれらを伝えています。
ネットは飛び道具、アクセス数で近隣他社を突き放す
インターネットビジネスはアクセス数と売上は比例すると説明してきました。つまり、ホームページ訪問者とページビューが多くなるほど問い合わせがや来店客が多くなり、結果的に売上が増えます。
どうしてでしょうか?
アクセス数やページビューが多いホームページやコンテンツは検索サイトが評価するからです。検索サイトはホームページのアクセス数を常にチェックしています。
アクセス数が多いホームページは訪問者に役立つ記事(コンテンツ)が多いホームページと評価し検索結果で上位表示します。そうなると、より多くの人に記事が届きます。
プラスのスパイラルが働きます。この仕組みを理解して、小さな不動産会社はこのアクセス数を増やすことで、お問い合わせ、集客や成約で効果を上げています。
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