地元の無名不動産店が1年でネットで有名になる方法
先日ある不動産会社の社長様から「ドリームXを導入したら、どの位で反響があるの?」とご質問がございました。実際にその会社様がどの程度ドリームXを活用するか、またどのようなコンテンツを提供し続けるかどうかわかりません。
こんな質問は返答に困ります。やるからには反響が欲しい気持ちは良くわかりますが、試行錯誤、失敗をしながら模索していくしかないというのが答えです。
電話帳に載せて、ガラスに図面を貼っていれば食えた時代の不動産屋
昔は良かったと社長様は言います。
・電話帳に広告を掲載(年間で広告費は50万円位を払って)
・店頭のガラス面に図面を貼って(張り替えは年に1回くらい)
それでお客さんはやってきた。だから勤めていた不動産会社を退職して独立しても十分に食えた。サラリーマン時代よりいい生活ができたと言います。
死ぬまで自営でやっていけるからと国民年金も納めなかった。今では日々の生活で精一杯で、死ぬまで働く気力もお金もない。当然将来貰える年金もない。
今は廃業したくても次に働く会社もない。行くも地獄、引くも地獄だと言います。
預かった物件はマイソクを流せば決まった。
空室が発生すると、大家さんが「またいい人入れて」とやってきて。その空室をマイソク(不動産流通チラシ)に流せば、仲介業者がお客を紹介してくれるのでお客が来店したら鍵を渡して内見してもらって、何もすることなく食えたと言います。
不動産は価格との相関関係、どんな物件でもいつか・いつの間にか決まったそうです。
不思議な時代ですが本当です。実は私はこの頃のことを少し知っています。
ネットという飛び道具の功罪?
20年くらい前に、インターネットという飛び道具が登場して業界の景色は一変しました。
誰でもホームページやポータルサイトに物件を掲載できるようになりました。お客さんも物件を訪問する前にネットで探してから、不動産会社を事前に調査して問い合わせをして訪問するようになりました。
不動産ポータルサイトの登場で広告は月1万円程度で載せ放題で出稿することができました。それでも当時はポータルサイトより、マイソクやアットホームのファクトシートに出稿すれば決まる時代でした。
インターネットが登場して、不動産屋が自社でホームページを運営するようになってから1つの空室を100社以上が競い合うようになりました。その激しい競争を勝ち抜かなければ、誰も生き残ることができなくなりました。
反響が無いのは、、、知名度が低いから。ただそれだけ
ホームページに
・どんなに物件数を増やしても、
・写真をどれほどキレイにしても、
・昔からの老舗でも
ネット上で知名度が低ければ検索されず、お客はホームページにたどり着くことはできません。
もしホームページで反響が欲しいなら、最初にやることは
・物件を充実させることではなく
・知名度を上げる(検索される)
ことです。
お金をかけずに知名度を上げて検索されるようにするには、ブログが最適です。