入居者・購入者、不動産オーナーは営業エリア外からもやって来る
不動産会社がインターネットで集めたアクセスが、実際にお客になってくれるのは近隣の人だけでしょうか?
営業エリアに引っ越してくる入居者、購入者。営業エリアに不動産を所有する不動産オーナーがお客の場合について説明します。
インターネットは飛び道具。エリア外の顧客集客を可能にした
インターネットは飛び道具です。従来はその場所の不動産会社に行かなければ不動産を探すことができなかった顧客が、事前に不動産会社のホームページで不動産を探したり、ブログで営業活動を知ることができるようになりました。
今も昔も、不動産を探す人は、あなたの地域の住民だけとは限りません。入学した学校に通学のために他の地域から引越しをする学生や、転勤や通勤のためにその地域に引越しをする社会人、家族なども対象になります。むしろ移住のための不動産探しの人の割合が多いでしょう。
更に、他の地域に居住しているけど、あなたの営業地域に不動産を所有している不動産オーナーなども、売却依頼や賃貸募集、管理などで顧客になる可能性があります。
不動産会社の集客法はインターネットが主流になった
このようにインターネットを活用すれば、大手不動産会社や老舗、TVCMで有名なフランチャイズ加盟店出なくても集客できる可能性があります。
良質なコンテンツのあるWebサイトを作れば、自社の営業エリアの不動産に興味がある他の地域から移り住む人や、不動産オーナーからホームページやブログを閲覧してもらうことができます。
お得意様の事例ですが、地元に投資物件や賃貸マンションを所有している他の地域在住の不動産オーナーから管理や売却を受託しているケースがあります。不動産オーナーも不動産会社のホームページやブログなどで事前に調査することができるようになったからです。
インターネットを活用することで、入居者や購入者や実際に他の地域の在住の不動産オーナーから受託するケースが増えています。
営業エリア内での知名度が集客の鍵となる
不動産会社のホームページの目的を明確にしましょう。
ホームページの目的を集客とすると、どうしても不動産物件の紹介に軸を置いてしまいます。これだけ多くの不動産会社が一斉に同じ物件を発信した場合、むしろ顧客が混乱します。
差別化して集客を増やすには、あなたのお店のこと、あなたのことを伝えて理解してもらうことが重要です。「ドリルを売るなら、穴を売れ」という言葉があります。
「不動産を売るなら、会社名を売れ」です。あなたの会社が営業エリアでネットで1番の有名店になれば、お客は相談します。そしてこう言うかも知れません。「他の不動産会社のホームページで見た部屋ですが、あなたの会社で紹介できますか?」
地元で1番の有名店になるのは簡単、地元の施設やイベントを紹介すればイイ
ホームページやブログにアクセスが集まれば、広く多くのユーザーに支持されているWebサイトとしてGoogleの検索結果ではより上位に表示されます。
また、コンテンツを気に入ったユーザーがSNSなどでコンテンツを拡散してくれることもあります。すると、コンテンツがより多くの人の目に触れ、Webサイトのアクセスが増えていきます。
地元のユーザーからのアクセスを集中して集めたければ、地元に関するコンテンツを多く作成しましょう。地元に関するコンテンツなら、そのコンテンツを読みに来るユーザーの多くは地元の客です。つまり、取引につなげる機会を増やすことができます。
例えば、上記のように地元の学校をブログで紹介します。「地域名 〇〇小学校」と検索したら、あなたのブログが表示されクリックされて閲覧されました。引っ越した先で転校する子供を持つ親は、検索するはずです。
この検索結果は、ネット上であなたのお店の看板を学校に貼ったことと同じ効果があります。普通、学校にお店の看板を貼ることは不可能でしょう。しかも無料でできるのです。近隣の不動産会社に行動を起こされる前にぜひあなたの会社がやりましょう。
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