寝てる間に営業する。来店不要で顧客満足を高める

暑い夏、寒い冬に来店してくださいと言うだけで”嫌われ不動産”になります。

『来店不要店』を宣言すると、近隣他社と違うやり方で差別化できてお客に気に入られる不動産屋になれます。お客がイヤなことを減らす。お客に喜ばれることを増やす。それだけで不振だったお店が劇的に生まれ変わります。

こんなに暑い日に、不動産会社を訪問するなんてイヤに決まってます。ネットでほとんどのことができる時代です。

あんなに対面にこだわった重要事項説明もネットでできる時代です。駅前に高い家賃を払って、いつ来店するか分からないお客のためにスタッフを常駐させることが不要になる時代が目の前までやってきました。

不動産会社の中には、来店して欲しくないお店も多いです。

・駅から遠い、不便な場所にある不動産店

・自宅で生活感が有り過ぎる（小さな子供がいる）

・マンションの１室でお客が嫌がる

などです。

店の所在さえ解決できれば店舗不要のネット不動産だって、遠くない時期に許可されるでしょう。そんなことを考えて今から準備するのも生き残るための方法です。 

これからの時代は、「多分こうなる」と考えたことが間違いなくやってきます。

これからの不動産会社経営は、

・いかにお金を掛けずに

・知恵を駆使して

・ＩｏＴ、ＡＩなどのテクノロジーを

活用することです。

デパートやコンビニ、飲食店は、人が常駐しなければ成り立ちません。

不動産会社はどうでしょうか？

・電話やメールで問合せをしても、

・物件を内見したいけど、

・入居するか、契約するかどうか分かりません。

「だったら不動産店を訪問したくない」お客の本音です。１人社長の不動産店なら、社長の携帯に転送設定しておけばお店に常駐する必要はありません。

今どきのお客は、不動産店にスタッフが常駐するしないはあまり気にしません。できる限り不動産店訪問をショートカット（近道）をして内見だけしたいからです。そもそもお客も入居を決めるかどうか分からないので、お問合せや不動産会社の訪問をガチガチに決めたくないからです。

スタッフが常駐しないからといって成約率が大きく差が出る時代ではありません。むしろ携帯への転送は便利な機能です。高い家賃を払って一等地に店を構えているから集客できる時代ではないのです。

それをホームページのトップページやブログで伝えます。「当店は来店不要です。内見しても入居するかどうか決められないでしょう。わざわざ来店の必要はありません。ご質問・ご相談はお気軽に」としておけばお客は満足します。

疑い深いお客に対して、障壁となっているいろんなハードルを下げてあげます。

こんな一言でお客の気持ちはグッと楽になり、あなたに接近します。本当はこっち（不動産店）が楽になると言うメリットと相乗効果があります。

お客も「内見するならこのお店がイイな」となります。これからはパソコン、スマホ、インターネットを上手く利用しましょう。

そうは言っても、せっかくあなたのお店のホームページやブログを訪問したお客です。何とか内見してもらって決めたいですね。

そのために、

・会社の強み

・他社との違い（差別化）

・あなた（スタッフ）の魅力を伝えましょう。

（決して自慢をしてはいけません。自慢は逆効果になります）

あなたの経験、知識、専門性（強み）をブログで伝えてください。

来店不要にすれば、スマホやパソコンで問合せしやすく、したくなる効果があります。物件だけ掲載して反響がない不動産会社様にはオススメの方法です。

物件だけの内見予約が問合せではありません。不動産オーナー、入居者・購入者からの問合せも反響です。

下記は私がブログでやっていて、非常に効果がある方法です。全てのブログに「お問合せフォーム」をブログの下部に設置することです。

 ・多いときは、ひと記事に何通ものお問合せが入ります。

・問合せフォームでお客との接点を作っておくことも大切です。

※ドリームXのブログにはいろんな問合せフォームが簡単に設置できます。

ブログで何度も伝えてください。１度や２度くらいでは伝わりません。その伝える文章はコピペせずにあなたの言葉を文字にして伝えてください。同じような内容でも何度も繰り返し伝えます。

私の場合ですが、不動産ブログの重要性を２０１３年頃からほぼ毎日ブログで伝えはじめました。３年目の２０１５年頃になって、やっと少しずつ認知されるようになりました。認知されるまで３年かかりました。今も伝え続けています。どんな広告よりも、お金をかからず一番効果がある方法です。

経験、知識、専門性がブログで伝え、認知されるようになるには多くの時間を要します。だから「なかなか効果が出ない」と焦ってはいけません。

だって今ではブログは私が寝ている間に営業してくれます。