2018年7月、グーグルからHTTPS化に関する報告があります
ドリームワンのブログ、メルマガ利用ユーザー様にお伝えいたします。
グーグルで2018年7月より(日本では8月頃か?)、 ホームページのHTTPS化を強力する動きがあります。
既にHTTPS対応されている会社様も多いかと存じますが。
2018年7月リリース予定のブラウザ、グーグルChrome最新版( バージョン68)より、HTTPSではないホームページ( HTTPページ)は、アドレスバーに「 保護されていません」(下記画像)という警告が表示されます。
以前から、GoogleはホームページをHTTPS化(常時SSL化) するように発信していました。
今後は、SSL化をより強力にを推進します。
2018年10月には、 Chromeのバージョン70のリリースが予定されています。
Chrome70では、「保護されていません」(下記画像) というメッセージが赤字で警告される予定です。
このような警告は、 ホームページ訪問者に不安を与える要因となります。
せっかく集客した訪問者の離脱原因になります。
現時点でHTTPSへの移行は直接順位アップに繋がっているとは判断できません。
しかし、今後はHTTP接続へのアクセス数が激減すると予想されます。
HTTPの訪問者が少なくなり、その反動でHTTPSへ流れるのではないかと予想されます。
まだHTTPSの運用をされていない会社様は、 この機会にHTTPSへ移行されることをおすすめします。
HTTPSページへ移行する際の注意点
HTTPSへ移行した際は注意点があります。
1.HTTPSへリダイレクト設定
HTTPでアクセスした際、HTTPSへリダイレクトするように設 定する必要があります。
HTTPページとHTTPSページは同一のページであっても検索エンジンは別ペ ージとみなします。
HTTPとHTTPSの2つのページがインデックスされると、 重複コンテンツとなる可能性があり、 SEOの評価がマイナスの影響が発生します。
リダイレクト設定をしていないと、外部サイトから従来通りアクセスすると表示されないなります。
リダイレクト設定しておくことで検索エンジンの評価もリダイレクト先のHTTPSページに正しく 引き継がれます。
2.ソーシャルカウントのリセットされる
ホームページ内に設定しているFacebookの「いいね」やシェア等のカウント数がHTTPSに移行する( URLが変わるため)ことでリセットされてしまいます。
これは引き継ぐことができないため、 仕方ありません。
3.Google Search Consoleの再登録
Google Search Consoleに登録しているHTTPのサイトはデータが更新さ れなくなります。そのため、新たに、HTTPSで再登録してください。
4.Google Analyticsの設定の更新
グーグルアナリティクスについても、HTTPS化した後は、管理から「 プロパティ設定」「ビューの設定」のURLの更新が必要です。
5. ホームページ内にHTTPの画像があると警告が 表示されます
HTTPSに移行しても、ホームページ内にHTTPで始まる画像などがあると、警告が表示されます。 移行しても効果がありません。
警告が出ているページがある場合は、画像をHTTPSに修正するなどの処理が必要です。
HTTPSへの具体的な移行方法に関しては、 ご契約のサーバー会社により異なるため手順をご確認の上進めてく ださい。
関連した記事を読む
- 2024/11/21
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18