時代の変化に気付かないままホームページで不動産を紹介していたら、ゆでガエルになっちゃうよ
「ゆでガエル理論」をご存知ですか?
水の中のカエルが、環境の変化によって水が熱くになっていることに気付かないでノンビリしていると、やがて『ゆでガエル』になってしまうという話です。
これは社会の変化に気付かないで、じっとしていたら会社もいずれは立ち行かなくなるという例え話によく使われます。
近所の誰よりも物件をたくさん紹介しているのに集客できない理由
「近所の同業者の中で一番多く物件を掲載しているのに、問合せや反響が無い」と最近はこんな悲鳴に近いご相談をいただきます。
『物件掲載数地域1番店』をアピールすれば、”決まらない物件が多い地元の不動産屋”というレッテルを貼られていることに気付かないとこういうことをやってしまいます。
私は「思い切って物件紹介をやめてみては?」と言います。
さらに「物件紹介の代わりにブログで不動産のお役立ちコンテンツを充実させた方がはるかに集客できますよ」と言ってあげます。
理由は簡単です。
あなたが自社ホームページで物件を紹介しなくても、ポータルサイトや近所の不動産屋のホームページに100%掲載されています。あなたは無理に物件紹介する必要がないからです。
物件紹介の時は、何の音沙汰なかったホームページもブログ中心に変えただけで驚くようなことが起きます。
1、ホームページの訪問者が増えて、PV(ページビュー)が増えた。
2、不動産オーナーやエンド客から電話やメールで相談が入るようになった。
上記1でブログ経由でホームページへ集客を増やしました。
そしてポータルサイトや近所のホームページで物件を見つけたお客があなたのお店へ「他社のオームページにあった〇〇マンションはオタクで紹介できますか?」と問合せします。
この他人のフンドシを活用した集客法行えばイイのです。
ご存知ですか? 物件ゼロのホームページが集客していることを
今ドリームワンのお得意様のトレンドとして、ホームページで物件をほとんど紹介しないで集客する会社様が増えています。
物件以外のコンテンツを自力で発信して充実させたホームページです。
これからのホームページは『物件ゼロ』でも集客できます。信じられないかもしれませんが、そんな時代がやってきました。
お客が知りたいのは、物件より安心と信頼できる不動産屋かどうか
エンド(入居者・購入者)のお客が減って、不動産オーナーが空室や売却で困っている時代です。現に不動産探しのエンド客は困っていません。だから家賃交渉や価格交渉をします。
一方で交渉に応じなければ、入居者も不動産収入がなくなって困るのは不動産オーナーです。そうです。困っているのはエンド客ではなく不動産オーナーです。
そんな時代に、困っていないエンド客のための物件を紹介してもホームページで集客はできません。
物件情報はポータルサイトや不動産屋のホームページで腐るほど紹介されています。
エンド客や不動産オーナーが知りたいのは『物件』ではなく『安心して信頼できる不動産屋かどうかの見極め』です。
安心と信頼を見極める情報を発信している不動産屋が人気になって生き残るチャンスがあります。
このような今の状況や変化に気づかないと、茹でガエルになってしまいます。
目先の集客より、5年後10年後まで生き残る不動産屋になる知名度が大事
誰もが目先の集客、売上は欲しいです。当たり前です。
でも、それだけを目標にしていたら、いつになっても自社ホームページを育てていくことはできません。将来生き残ることはできません。
ブログの記事(コンテンツ)は5年後、10年後もあなたの会社の資産となって”信頼残高を築き”ネット上に残ります。
ホームページの目的は目先の反響や問合せではなく、5年後10年後まで生き残るために知名度を上げることです。
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