不動産の有料広告って効果はあるの?
『広告』と分かるとスルーされる時代です。スーモやホームズ、アットホームなどのポータルサイトも以前に比べてクリックされなくなっているのではないでしょうか。
それでも不動産会社は広告費をバンバン使います。なぜでしょうか?
ホームページを育ててこなかったツケが回ってきた
不動産会社の社長はポータルサイトなどの広告費を減らしたいと思っています。
「グーグルで検索して”広告”と分かるとクリックしない。」とお得意様の社長様が話してくれました。
スーモやホームズ、アットホームはあの手この手を使って、年々広告費を高額にするように仕向けてきました。人口減少や少子高齢化などで利用者が減る中で。
今、不動産会社は広告費が負担になっています。ホームページを育てて来なかったツケが今回ってきました。
「従来の物件中心のホームページを見直し、ブログをいろんなキーワードで検索してもらってホームページへ誘導する仕組みを取り入れています。
スーモやホームズ、アットホーム経由で自社サイトへ誘導
以前、新聞折り込み広告が主流だったころ。
「折り込み広告の効果がなくなっているのは検証できているけど、広告しなくなった周囲の噂が怖い」という見栄で広告を続ける不動産会社がありました。広告費を減らしたいが、大家さんや売主から「もっと広告して」と言われるのが嫌。それが理由でした。
スーモやホームズ、アットホームも入居者や購入者向けというより大家さん、売主さん向けに「広告していますよ」というパフォーマンスになっていました。でも、今はエンドユーザー向けの情報媒体になりました。
広告費を減らして安定経営する
広告費が削減できれば赤字体質から脱却でき、安定経営ができる不動産会社は多いです。特に歩合営業マンがいる不動産会社は人材の確保のために、仕方なく広告しているトピう社長様もいます。
現在の景気の状況では新規の採用はむずかしい。だから、現有のスタッフを大切にして給与面以外の福利厚生を充実させる。例えば休暇を増やす、労働時間の短縮などで乗り切るためにと。
効果が少なくなった広告は早めに見切りを付け社員に還元する。守りではなく、攻めて生き残るために広告費を削減して自力で集客できる方法を模索しています。
社員の待遇改善がうまくいけば、自然に会社が良くなるという考えに変える意味でも広告費を減らして会社を安定する方法が急務です。
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