不動産オーナーはいつも革新的な不動産会社を探している
ホームページに物件の数を増やしても、360度のパノラマ画像で物件を紹介してもお客は振り向いてくれません。あなたが物件を紹介しなくてもスーモやどこかの不動産会社のホームページが紹介しています。
不動産オーナー、入居者・購入者が探しているのは”近所の信頼できる不動産屋”です。では顧客と信頼関係を築く方法とは・・・
物件情報はネット上にあふれ、お腹いっぱ〜い
空室が増えているのに新築がどんどん供給されています。増えているのは物件だけではありません。ネット上の物件情報も同じ道を辿っています。
1つの空室に100社以上が情報を発信する時代です。ネット上に物件情報があふれ過ぎていて誰もが困惑しています。
さらに不動産会社のホームページやポータルサイトでも同じ物件なのにそれぞれ家賃が違っていたり(仲介業者が勝手に値下げして掲載)、写真や間取図が違う場合もあります。(写真や間取図は使い回しや勝手に他社の写真をパクったりしている)
お客さんはもうお腹いっぱいです。
お客さんが探すのは「物件」ではなく「信頼できる不動産会社」
近頃の不動産オーナーは不動産会社に対して積極的に連絡・問合せ・訪問しています。ドリームワンのお得意様も不動産オーナーからの問合せがエンド客の問合せを上回る会社が多くなっています。
賃貸入居者も同様です。大学の合格発表前の仮申込が可能かどうか、不合格になったら契約解除できるか、フリーレントの確認などが盛んに行われています。
一方で売買は、いい加減な売却査定サイトが増えたせいで「ブログで売却査定しています」と記事を書いて売却依頼を受託している会社も多くなりました。ありきたりの売却査定よりブログが信頼されている証拠です。
不動産オーナーが不動産会社に対して営業をやる時代になったことを、まだ多くの不動産会社は気づいていません。これから食える不動産会社は『不動産オーナー』と『エンド客』の中心にいる会社です。
物件中心のホームページでは、いずれ食えなくなる
競争が激しい賃貸物件は入居率を上げるために不動産オーナーは常に家賃の値下げを迫られています。入居者側にいる仲介業者は当然ですが、仲介業者の言いなりになっている管理会社も少なくありません。不動産オーナーが不動産会社に広告費を支払うのは家賃を値下げと同じです。
これから生き残ろうとしている不動産会社は、不動産オーナーと関係構築型のホームページにするべきです。そのためにはあなたの会社の経営方針、社長の情熱、スタッフの暖かい気持ちをブログでたくさん伝えてください。伝えれば必ず伝わります。
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