ホームページ訪問者を増やすか? ページビューを増やすか?
ホームページ運営は飲食店経営に似ています。飲食店の売上は「客数×単価」で決まります。ホームページ運営の場合は?
訪問者を増やすのは死ぬほどむずかしい
インターネットの専門用語でホームページ訪問者のことをセッションと言います。Googleアナリティクスなどを見ると「訪問者(セッション)」×「クリック」=ページビュー(PV)となります。
私たちが通常PVと言っているのは、訪問者がクリックした数の合計です。この合計を月毎に算出したのが月間PVです。
つまり、月間PV=セッション(訪問者)×クリック数×月日数 です。
飲食店の売上を例にすると分かりやすいです。例えば、マクドナルドなどの店舗の売上の場合は。
来店客(訪問者)×客単価×月日数=月売上 になります。
「な〜んだ、それじゃあPVを増やすには訪問者を増やせばいい」と理解できます。でもこの訪問者を増やすことが、店にとって死ぬほどむずかしいのです。
近所に大型マンションや学校ができれば良いのですが、現状ではそういうことはありません。
ホームページもネット上の店舗なので、考え方はほぼ同じです。いきなり訪問者数を増やすことは難しいのです。
ホームページで訪問者やページビューを増やすに、地域やお客さんの悩みや抱えている問題と解決方法をブログで発信します。そうすれば広告費も使わずに数字を増やすことができます。
訪問者にホームページ内を回遊させクリックさせる
ホームページの解析に「直帰率」と言う言葉があります。ホームページ訪問者が最初に訪れたページだけで他のページをクリックせずに離脱することを言います。Googleアナリティクスでは「直帰率」と表記されています。
せっかくの訪問です。他のページや複数のコンテンツをクリックしてもらえればクリック数が増えます。そうなればページビューが増えます。そして上記の直帰率も下がります。この直帰率が低いことは、訪問者に役立つページが多いサイトとしてGoogleは評価の対象にしてます。
ここでもう一つ、覚えて欲しいのが「滞在時間」です。直帰率が下がって、ホームページ内の他のコンテンツを見てもらうことで、ホームページ内の滞在時間が増えます。この滞在時間が長くなるのも直帰率同様Googleの評価の対象です。
他のコンテンツをクリックしてもらえば、とうぜん滞在時間が増えて直帰率が下がり、ページビューが増えます。こうしてGoogleはホームページを評価します。
ホームページ内を回遊させ、たくさんクリックさせるには
ホームページ訪問者にホームページ内を回遊してもらい、複数のコンテンツをクリックしてもらう工夫にしましょう。ではそのためにはどうしたら良いでしょうか?
■物件紹介は大手不動産会社のホームページが参考になります。
それは1つの物件を「トップページ」「物件概要」「設備」「周辺環境」「アクセス」などの複数のページに分割して紹介することです。ページビューが増えてGoogleから評価されやすくなります。詳細に紹介することで物件の価値が上がり、売主や大家さんから喜ばれ問合せや反響も増えます。
実はドリームXの物件紹介もこの仕組みにしています。
■ブログの場合
ブログはカテゴリー、タグ毎に記事をまとめます。読者が気になるカテゴリーやタグをクリックして読みます。自然にページビューが増えます。
以上のようにしてページビューを増やす工夫があります。ぜひやってみて下さい。そうすればページビューが増えてGoogleから評価されるようになります。
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