ネット集客で苦戦する不動産屋の問題点
地元では誰でも知っている有名店、老舗の不動産会社がホームページで苦戦しています。ネットで集客ができないのです。なぜでしょうか?
地元の古い不動産屋はネットでは知名度が低い
地元の有名店や老舗の管理会社と言われている理由は
・駅前の一等地にある
・商売の期間が長く、古くから看板などで知られていた
・以前から住んでいる人はお店(会社名)を知っている
・先代からの取引や管理を引き継いでいる
などです。
有名店、老舗管理会社は最近まではインターネットなどがなくても集客できていました。ホームページを集客のツールとして育成してこなかったツケが今の状況を招いています。
他の地域からやって来るお客さんやインターネットやスマホで不動産情報を見つける年代の不動産オーナーやエンド客は有名店や老舗管理会社の過去の実績を知りません。不動産会社に対して年数や免許番号などといったこだわりはありません。
古くからやっている地元の有名店や老舗管理会社はネットでは知名度が低く、反対にネットでは有名ではないからです。
ポータルサイトに大金はたいて、ホームページに金はかけない
有名店や老舗管理会社は古い人には看板などで知られていても、ネットを活用する世代の人たちに知られていない。これが答えです。
「ポータルサイトにお金はかけるけど、ホームページにはお金はかけたくない。過去の栄光もある。どうせホームページで集客できっこないから」と有名店や老舗管理会社の社長がよく言います。そもそもホームページを育てると言う気持ちはなく最初から諦めています。残念なことに、有名店や老舗管理会社の過去の栄光を知る人が少なくなったことに気がついていません。
これが有名店や老舗管理会社がネット集客できない理由です。でも零細店は資金に余裕がありません。自社ホームページが全てです。死に物狂いでホームページを運営しています。
これが地元で開業したての小さな不動産店が集客する理由です。
答えは、ポータルサイトをやめたけど何も変わらなかった
多くの不動産会社が「ポータルサイトの効果の有無が分からない」と言います。困ったものです。効果が分からなくても毎月50万円、100万円と払い続けるのですから不思議です。
では、ポータルサイトの効果の有無を知る測定方法があります。それは
A:ポータルサイトを止めてみる または
B:ポータルサイトを3ヶ月位やめる
いずれにしてもこんな方法でしか分かりません。
何も来店や成約、売上に変化がなければ効果がないことが分かります。やってみるしかありません。
ポータルサイトは月額利用料です。休んでも止めてもペナルティーはないと思いますので、覚悟があるなら休むか止めて効果測定をしてはいかがでしょうか? やってみる価値はあります。
ポータルサイトをやめた多くの不動産会社が口にします。「ポータルサイトをやめても何も変わらなかった」と。
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