サボる人になりなさい
「5分遅刻したら、こっぴどく怒られた」とか「仕事中にお茶を飲んて席に戻ったら、サボるなと叱られた」、こんな話を耳にします。
「5分遅刻するのも、1時間遅刻するのも同じ」「お茶で気分転換して、さあやるぞ「もっとサボる人になって」と言っています。サボる人ってステキだと思います。
反対にサボることを許さない、サボることができない会社はつまらないですね。
サボる勇気を讃えたい
私はサラリーマン時代にサボることが好きでした。
例えば、寝坊して10分遅刻しそうになったら、「どうせ1時間の遅刻で怒られるなら、3時間遅刻しても同じ」と連絡も入れずに遅刻したことが何度かあります。
その3時間で喫茶店に行って、ピラフとパフェを食べてコーヒーを飲みながらお店に置いてあったスポーツ新聞を隅々まで読みました。でも内心は罪悪感でいっぱいで午後にしました。
サボって分かったことは、私のサボる態度に怒る上司と怒らない上司がいたことです。怒らない上司の方がは少なかったですがとてもステキな方でした。
私はサボる人にも怒らないようになりたいでと思っている。理由はサボるということはとても勇気がいることだからです。その勇気に拍手を送りたいからです。
サボっている時間はドキドキしましたが、今でも思い出すと楽しかったと思えるのです。だから遅刻する人の気持ちはよく分かります。
サボった人を萎縮させてはいけない
遅刻することとサボることは違うかもしれませんが、遅刻したことで、その人を萎縮させてはいけません。遅刻には、寝坊したり、前日に飲みすぎたり、風邪をひいたりとかいろんな理由があるはずです。
遅刻した原因に耳を傾けてみることも大切です。毎日遅刻するのは良くないですが、たまに遅刻したからとガミガミ言うのは言う側も嫌ですね。だからたまの遅刻は大目に見て、「今度は遅刻すんなよ」と心でつぶやくことでいいと思う。
サボる人がいても会社が回る仕組みを作る
私たちは新型コロナで大きな教訓を学びました。それは、いつなんどき想定できないことが突然起こるかもしれないということです。
想定していなかった自然災害や人災が起きても、会社を回す(やりくりする)仕組みを日頃から準備しておくということが大切です。何が起こっても顧客や従業員を守る仕組みを作っておくことです。
それには、サボる人がいても会社が回る仕組みを作っておくことで準備できます。社内の仕組みにさぼる人がいることを想定していれば突発的なことが起きても安心です。
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