ホームページのアクセス数を増やせば損すると悩む社長

ホームページのアクセス数やＰＶ（ページビュー）を増やすと追加料金が課金されるので困っているという他社のホームページツールを利用する社長からのご相談でした。この数ヶ月で３件目になります。

その会社は社長様１人で賃貸仲介をやっている小さな不動産会社でした。開業して２年、ホームページの反響がほとんどなく困り果てていました。

その頃、アクセス数を増やそうとホームページ内にブログを設置して記事を発信しました。その行動自体はとても良いことです。

約１年経った頃、ブログ効果で集客するようになりました。社長はブログ効果を確信して記事を作成してどんどん発信しました。

そして不動産オーナーから少しずつ受託するようになったある時に”事件”は起こりました。ホームページツールを運営する会社から送られて来る請求書の金額が今までより大幅に増えていたのです。

「ホームページのページビューが月間◯千PVを越えたことで課金されたのです。その会社様からみればかなりの高額の課金でした。ページビューが増えてやっと反響が増えてきた。これからもっと増やそうと意気込んでいたのに、これじゃあホームページのアクセス数を増やせない。そうなったら反響が取れない。どうしたら良いですか」というご相談内容でした。

それは社長様にとっては「頭が痛い」契約内容でした。

本来、ホームページはアクセスを増やせば反響が増えるという考えで成り立っている訳ですから「◯千PVまでは基本料金、その制限を超えたら課金される」というシステム会社の考えは理解できない訳ではありません。

弊社のサーバーはアクセス数に制限をありませんが、アマゾンなどが提供するサーバーはアクセス数で課金しています。

すでに契約しているので仕方ありません。では具体的な解決方法は？

現在のホームページはシステム会社との契約に”期間縛り”があって解約もできない状況とのことでした。本来、ホームページはアクセス数を増やすことがホームページを成長させることです。だから、利用料金が増えるということはホームページが成長しているいうことです。

すでにコンテンツで集客できる方法を実践している社長様です。それでも料金や利用方法で納得できないとなれば、次のようにご提案しました。

・現在のホームページはそのままにしておく（これ以上追加料金を発生させない）
・現在のホームページでポータルサイト連動サービスを利用しない
・削減した広告費の範囲内で新たにコンテンツ専門サイトを構築する
・コンテンツサイトと既存のホームページは相互リンクさせない
・そのコンテンツサイトで新しい集客を目指します。

多少料金は発生しますが、新しいサイトが軌道に乗るまでは仕方ないですね。

ホームページの物件紹介で効果がないなら、ブログ集客をオススメします