先物の掲載をやめた途端、不動産オーナーから直の物件を受託した
物件で競わないからホームページは物件数ゼロ。だから集客できる
独立開業店の最大強みは、余分な(?)スタッフの人件費、固定費が少ない(無い)ことです。固定費が少ないことが経営安定の近道です。
以前は駅前の一等地に店舗を構えて、支店がいくつかあって、スタッフが何名もいるから良い会社といわれていました。それが不動産社長は自慢でもありました。
資本金1億円以下、スタッフ100名以下の不動産会社は中小零細業者です。99%が中小零細企業。駅前一等地、支店数、スタッフが多いということは固定費がかかるということです。そう考えると支店を増やすことや、スタッフを増やすことは決して自慢にはなりません。
企業は規模ではなく、幾ら儲かっているかが大事です。今独立開業の小さな不動産会社の多くが1年目から黒字経営をしています。しかも無借金です。(独立開業店は借り入れが難しい)
しかも不動産会社のスタッフの多くは自身の給料分の仕事をしていません。独立開業直後はほとんど仕事がありません。
独立開業店はスタッフがいなくても社長一人でも充分です。ホームページ運営は社長が行います。受託物件しか載せないので、仲介物件の調査や写真撮影の必要がありません。
だからホームページの掲載物件はゼロ、もしくは不動産オーナーから受託した物件だけです。物件掲載ゼロのホームページで地域でダントツで集客しています。時代が大きく変わったと思いませんか?
物件紹介にこだわる従来の不動産ホームページが集客できない原因
今、不動産会社のホームページで不思議なことが起きています。数年前はホームページで物件紹介だけで集客できていた不動産会社が、今では数年前の半数以下の集客しかできなくなっています。
一方で、物件数ゼロにも関わらず地域でダントツで集客する不動産会社が登場してきました。それも免許番号が新しい新規開業店です。その原因は?
2016年以降、Googleが検索の仕組みを大きく変えたことです。
Googleは物件を評価しないでブログだけを評価している
なぜ、物件メインの不動産ホームページが集客できなくなったのでしょうか? 不動産システムからアップロードされた不動産物件をGoogleが検索結果で評価しなくなったことが大きいです。
不動産会社が紹介する物件が多くなり過ぎてGoogleの検索ロボットは物件名、住所、詳細で判別がつかなくなりました。その結果、不動産物件が多くがペナルティーにはなっていなくても重複コンテンツになっていると考えられます。
今Googleは重複するコンテンツをどんどん排除(検索結果で評価しない)しています。不動産ホームページソフトからアップロードされた物件は全て重複コンテンツと見なされている可能性が高いのです。
これが物件が検索されない原因です。しかしブログは他の記事をコピペしない限りオリジナルなコンテンツです。
ホームページソフトを利用しないで、ブログで物件をアップロードすると検索されます。答えはコレです。物件アップロードシステムは評価されないで、ブログなら評価されるのです。これを利用しない手はありません。
ホームページは物件数ゼロでもブログだけで集客できるのです。ブログを充実させている独立開業店が黒字化した原因がコレです。
関連した記事を読む
- 2024/03/29
- 2024/03/28
- 2024/03/27
- 2024/03/26