物件を載せないネット集客法が効果絶大
今、不動産業界に大きな波が押し寄せています。それは、従来の不動産ホームページ集客法が全く通用しなくなったと言う不思議な現象です。
一方で、不動産会社のホームページ内に物件情報を掲載しないで、集客する不動産会社が増えています。
イイ物件より安心で信頼できる不動産会社で契約したい
地方の不動産会社の社長様のご報告です。数年間、ホームページの反響はほとんどありませんでした。
社長様は「ホームページは中身(コンテンツ)が重要」とネット集客セミナーで学びました。それ以来、社長様はほぼ毎日ブログを書きました。
社長様は今までの経験・知識・専門性を生かしてブログの記事を増やしました。特にブログのタイトルと記事の見出しの文章は検索されるように意識しました。
1ヶ月ほど経過した時に、アクセス数が急増していました。原因はブログがたくさんの人に検索されていたことが判明しました。
2ヶ月後、見知らぬ大家さんから「一般」で募集を依頼されました。時期も良かったせいかレインズに掲載直後、即成約になりました。
その後、他の大家さんから5部屋の募集を受託しました。さらにお部屋探しをするお客からも物件のお問い合わせが入りました。
お客さんは「検索してブログを見つけてホームページへ辿り着いた」と言うのです。今こんな現象があちこちで起きています。今、時代が大きく変わろうとしています。
不動産会社は物件をたくさん掲載するより、ホームページやブログで会社のことを紹介した方が確実に『集客』できます。この場合の『集客』というのは、ホームページにたくさんの見込客を集めるということです。
お客さんホンネは「信頼できる不動産会社や担当者に、安心な物件を紹介してもらいたい」です。
つまり、お客にあなたの会社で契約したいと言われる会社になることです。ホームページに物件情報がなくても、お客があなたやあなたのブログ記事を見つけて相談にやってくる時代になりました。
物件より大切な信頼できる不動産会社をアピールすることです。つまり「この店のこの人で決めたい」「あなたにまかせたい」と言われるお店です。
ホームページの主役は物件よりコンテンツ
いままでは、物件を紹介するために不動産ポータルサイトや根拠のないSEO対策に高額な費用をかけてきました。それらは高額な費用でありながら重複物件を許し、不動産会社同士がサイト内で競争させることで収益を得ています。
消費者がこの重複や掲載方法にウンザリしていることを知りながら・・・、これからは不動産会社が自社の強みや魅力、自社に来店して契約する価値をホームページやブログでアピールして伝えていく時代です。
良質なコンテンツは検索され、ネット上の資産になる
広告に使われていた費用は広告費、つまり支出です。広告をしている間は広告の効果があります。
でも広告の終了と共に効果はなくなります。広告は財産になりません。
反面、コンテンツは発信するほどインターネット上に残り続け、ホームページから削除しない限り財産として貯まっていきます。多くの人が閲覧するような質の良い記事は良質なコンテンツとしてGoogleが上位に表示します。ブログはいつまでも集客マシーンになり続けます。
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