ＩＴ重説、契約の電子化の先にある”重大なコト”

ＩＴ重説、契約の電子化に振り回されていませんか？  あなたのお店では１年でＩＴ重説を行った。又はお客の要望は何組ありましたか？ 今はお客が準備ができていないのが現状です。今後はもっと便利で使い易い低価格のツールが登場します。とにかく今は慌ててはいけません。

５年後は不動産の重説・契約は電子化が主流になります。やがて契約は電子化でとなるかもしれません。

ＩＴ重説・契約がもたらすものはなんでしょうか？    電子化の本来の目的は「不動産店舗を不要にする」ことです。

現行の不動産業法では店舗を不要にすることはできませんが、今よりもっとインターネットが普及しすれば不動産店舗の役割はほぼ無くなるでしょう。

その結果

電子化が進むと不動産業法が変わり店舗はいらなくなります。駅前の一等地に高い家賃の不動産店舗は不要になります。

資金に余裕がない小さな不動産会社は、駅から少し離れた自宅兼用店舗や駐車場付きの郊外の店舗へ移転して「家賃」や、そこで働く人の「人件費」さえ減らすようになります。不動産会社の大規模な経営改革が始まります。

すでにそのようなことは現実に起きています。それは

今でもお客さんは
・内見は現地待合せ、
・説明は近所のカフェ
・申込や契約は不動産店

で良いと思っています。多くの不動産会社もこれらを実践しています。

内見、説明が進み、「申込」「契約」のために駅前で高額な家賃の店舗は不要になります。そもそも今のお客は最初から不動産会社を訪問したくないのが本音です。やがて仲介手数料も自由化されるでしょう。

高い家賃は不動産会社の経営を圧迫して苦しめるだけです。ＩＴ重説・契約の電子化は経営計画や方針を考え直す良いチャンスです。

時代の進化に伴なって、使い易く便利で低価格なＩＴツールやアプリはどんどんリリースされます。今はとにかく慌てないことです。その準備をしましょう。

まずは、あなたの会社の存在や地域での役割、スタッフを内外に発信しましょう。