ホームページに物件なんて掲載しなくてイイんだ
お得意先の社長様からご報告がございました。
「10年以上もホームページに物件を掲載してきたけど、2年前に新しいホームページに変えてブログだけにした。1年経った昨年あたりからブログ経由で売却の相談と依頼が面白いように増えた。今に思えば10年以上続けた物件紹介はなんだったんだろうと思う」
そうです。ブログで伝えることができれば物件紹介なんて不要なんです。
困ったら検索する。人はスマホですぐに検索する習慣が身に付いた
私もそうですが、手元にはいつもスマホがあります。思いついたら、困ったことがあればスマホで検索して解決しようとします。
検索せずに少し時間が経つと、検索しようとしていたことの内容を忘れてしまいます。その後悔で不機嫌になることがたまにあります。
不動産オーナーや大家さんも同じです。人に相談するより、スマホで困っていること、心配事、悩みや問題が起きたらすぐに検索します。そして解決方法を探します。
恐らくあなたもそうでしょう。
いろんなキーワードで検索される95%以上はブログ
いろんなキーワードで検索される結果の95%以上がブログだということをご存知ですが? グーグルは「役立つコンテンツ(ブログ)を上位表示する」と宣言しています。
いろんなキーワードで検索しても、不動産会社のホームページのトップページはほぼほぼ表示されません。トップページは『会社名』で検索した時に表示されれば良いのです。トップページとはそういう役割なのです。
「〇〇市 不動産」や「〇〇駅 賃貸」でトップページが上位表示されたいと不動産会社の社長様が要望しますが、そもそもそんなキーワードで探すのは同業者の不動産会社くらいです。社長様が見栄やプライドさえ捨ててしまえば、そんなキーワードでお金をつかうのはお金をドブに捨てているようなものです。
そんなことにこだわるより、実際に不動産オーナーや大家さんから相談や依頼され、受託するにはいろんなキーワードで検索される”ブログ”がはるかに効果があります。
検索されない物件を入力する時間があるなら、ブログが効果的
不動産会社の多くは、近所の不動産会社のホームページは物件が充実しているから、あそこには負けたくないと意地で物件入力に力を注ぎます。集客の仕組みが良く分かっている賢い社長は、「キーワードで検索されない物件入力の時間があるなら、1記事もで多くブログを書いた方が得」と考えるはずです。
10年以上も前は、ホームページに物件を羅列していればお客さんはやってきました。多くの不動産会社は10年以上も前に流行ったやり方を未だに続けています。
今はホームページの機能や、検索の仕組みも、お客さんの動向はこの10年間でガラリと変わってしまいました。もし今でも物件第一と考えているなら、10年前から進歩していない不動産会社になっています。
今やることは、あなたがお客さんにしたいターゲットに向けて、
・困っていること
・悩んでいること
・相談したいと考えていること
・解決方法を
・ブログで発信
してください。
成果が現れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、ブログは物件を載せるよりはるかに効果があります。
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