営業という業種、営業マンという職種がなくなる日
不動産業界は全般的には不景気になっているのかも知れませんが全国的にみても不動産価格は大きく下落していません。
問合せの9割は現地待合せ、やり取りはスマホかメール
不動産会社の問合せ・反響の約9割は「現地待ち合わせ」「連絡はメールで」と言われています。もはや不動産屋は自社店舗は不要と言う感じです。
さらに家賃管理や更新業務、契約書・重説作成などの事務作業はリモートで可能です。今後は店や事務所を一度考え直す必要がありそうです。
これからは、いかにして不動産事務所や不動産店舗を減らしたり、狭くすることで経営の効率化、安定を考える時代です。
「営業」という業種、「営業マン」が死語になる
やっと採用した新卒の社員を営業に配属して、飛び込み営業や顧客訪問をさせるとほぼ全員が退職します。そこで中途採用者や社内の中堅社員の営業をさせます。9割が退職します。
かつては会社の花形だった営業マン。大企業でも営業マンは嫌われる業種になりました。
これから企業は、営業をしなくても成果を上げる仕組みを作ることが課題です。今ならそれができる状況になりました。
もしかして10年後は「営業」と言う業種・職種がなくなり、「営業マン」と言う言葉が死語になっているかもしれません。
どうやってドリームワンは営業を廃止したか
ドリームワンが2015年に一切の訪問営業と出張デモを廃止しました。さらに2019年以降は会場を借りて行う勉強会やセミナーもやめました。
今に思えば無謀でしたが、どこかで「もうそんな時代ではない」と感じがありました。むしろ営業しないことで経営は上手くいくという確信がありました。
併せて料金体系や社内システムの自動化など再構築しました。当初の3年は大変でしたが、今は営業担当者がいなくても成約・売上が増やすようになりました。
営業の代わりに何をやったかと言うと、『営業はホームページとブログに任せた』ということです。ホームページはお店・事務所、ブログは営業マンの役割分担を明確にしました。
営業しなくても成約ができる流れを作り、売上が達成できる仕組みを作りました。つまりホームページとブログで営業をしなくてもお客さんが勝手にやってくる仕組み化を目指しました。
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