不動産会社は冬休みモード
コロナ感染の拡大が止まらない中、もうすぐ年末年始休暇がやってきます。不動産会社の中には(多くは?)すでに冬休みモードになっている。そんな気がします。
年内は諦めた。年が開けたら仕切り直しするというが
各地の不動産会社からご報告がございます。感染拡大が続く中でコロナの影響は不動産業界にも影を落とし始めています。
売買物件を購入する人が、夏以降徐々に少なくなっています。まあ、こんな先行きが不透明な状況では、おいそれと引越しや住宅ローンは組めません。
A社長は
お客さんは勤務している会社から、いつリストラされるか分からないと不安を抱えている。大手企業だから安心と思っていたのに、突然の子会社へ片道切符の出向が頻繁に起こっている。年収も大きく減った。会社がなくならないだけマシ。夢だったマイホームは諦めたと言う。
B社長は
ブラック企業から、念願叶ってホワイト企業へ転職が決まったお客さんがいる。出社3週間前に採用された企業から自宅待機を言い渡され、マンションの契約がなくなったという。
今、企業も個人も自己防衛に必死です。この状況ですから当たり前です。親しい不動産会社の社長は「もう年内は諦めた。年が開けたら仕切り直しだ。契約のキャンセルや住宅購入の予定変更が続くと、先行きの見通しが立たず、心が折れる」と話してくれた。
ジタバタしても仕方ない。休んで気分転換、英気を養う
こんな時は、早まって危ないことに手を出しても良くありません。うまい話に乗る前にじっくり検討しましょう。
年末になると空室で焦る不動産オーナーも多いです。先方の相談にはじっくり耳を傾け良く聞いて、時間をかけて調査をしてから受託するかどうかを検討することも大事です。すぐに飛びつく前に。
景気は5年から10年周期で上下します。今はジタバタしても仕方ありません。じっと待って構える時期です。もうすぐ年末です。休んで気分転換をして英気を養ってください。
それまでどうやって生き残るか冬休みの宿題ですね。
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