ブログ中心で6ヶ月で成約19組、手数料1000万円達成した不動産屋の事例
お得意様のA社からご報告がございました。
「ブログを書き続けて1年、ブログ経由で問合せや来店するお客様が多くなった。しかもブログ経由のお客様は成約率が高い。物件中心のホームページの時は全く反響がなかったのに」というご報告でした。
ブログ中心のホームページで6ヵ月で成約19組、手数料1000万円超え
A社がホームページで紹介するのは売買物件とブログです。現在のホームページに変える前は売買物件だけを紹介していました。その頃はホームページのアクセス数はチェックしていませんでした。
しかし、今は毎朝パソコンを開くたびにホームページのアクセス数をチェックすることが習慣になりました。そのせいでホームページのページビューを増やすことが楽しみになり、励みにしています。
現在のブログ中心のホームページに変えてから1年が経ち、現在では月間1万PV(ページビュー)になっています。月平均5件から7件の問合せが安定して入るようになりました。
直近6ヶ月で見込客は約30組になり、その内の19組が成約しました。手数料収入も1年で1000万円を超えています。今ではアクセス数を増やすことが成約の決め手になることが理解できるようになりました。
見込客に対して、特に追客のメールやメルマガなどをしている訳ではありません。ほぼ毎日朝方ブログを発信するので、午前中に読みに来て来れるようです。
見込客とは「付かず離れず」の距離感で良い関係が築けています。
有料広告よりブログが圧倒的にホームページへ集客する
A社長はブログにどんな記事を書けばアクセス数がグーンと増えるかわかってきたと言います。それは売却するかどうか悩んでいる売主に寄り添う記事を書くとアクセス数が伸び、その後電話や問合せのメールが入ることが分かっています。
かと言って、いつも売却の悩み相談ばかりの記事ではなく、時には物件を仕入れてリノベーションして販売する方法や税金のことも記事にして売主に知識がある不動産会社と認識してもらう努力をしているそうです。
今グーグルは、不動産物件は広告費を払っているポータルサイトしか検索結果で表示しなくなりました。これは広告費を払わないホームページではどうにもなりません。
だから有料広告を利用しないホームページは物件を紹介するより、検索に強いブログの方がキーワードで検索されやすいのです。
なぜ、物件紹介してもキーワード検索で上位表示されないのか?
インターネット上には、全国の不動産会社が同じような形式で発信(掲載)する重複した物件が無数にあります。グーグルはこれに順位をつけることができなくなりました。むしろグーグルの検索ロボットには「みんな同じ物件=重複コンテンツ」と判断しているかもしれません。
重複コンテンツはグーグルが最も嫌っています。物件情報は重複コンテンツとして除外されている可能性があります。結果としてグーグルが物件情報を表示しないのだと推測しています。
一方で、グーグルはきちんとルールに従って書かれた文章や記事、説明や紹介文の写真が揃った物件やブログをコンテンツとして評価するようになりました。
A社のブログが正にこの形式でブログを発信していました。しばらくの間(数年間)は、この仕組みが続きそうです。
これから不動産会社は物件中心からブログ、コンテンツ中心へと舵取りを替える必要があります。
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