いつかは個人事業主になる
今はサラリーマンとして働いていても、誰でもいつかは個人事業主になります。ホント? 本当です。
将来 個人事業主になるための準備をしていますか?
長いようで短い人生。過ぎ行く時間は瞬速です。子供の成長を見ていると歳を重ねる速度の速さが分かります。
会社を退職、転職すれば一時的でも個人事業主
自己都合や会社都合など理由は何であれ転職するとかなりのエネルギーを費やします。
決して個人事業主が悪いと言っている訳ではありませんが、会社勤めで安泰な生活をしていても、定年になったり、中途で退職や転職すれば一時的でも個人事業主になります。個人事業主になると、会社がやってくれた納税や事務手続きなどは全部自分自身でやらなくてはなりません。
特に社会保険の手続きなどは意外に面倒です。私自身も転職経験がありますが、今になって思えばどうってことないのですが、特に引越しが伴う場合の年金や住民票、印鑑証明、免許の移動の手続きは意外に面倒だったこと記憶しています。
例えば、3ヶ月後に新しい会社に転職することが決まっていても、会社を退職すれば、次の会社に入社するまでの3ヶ月間は国民年金、国民健康保険加入の手続きが必要です。特に小さな子供や家族がいるなら、急な病気やケガなどで通院入院のことことも考えると、一日も猶予はありません。
独立しても年金は払い続けること
年金を受け取る年齢になると分かります。若い頃は考えてもいなかった老後の生活は不安が多いです。年金制度の考え方には、いろんな意見がありますが日本の年金制度は結構スゴイということです。
例えば、厚生年金を約40年積み立てると約1000万円強を積み立てます。年金受け取り年齢に達すれば年間約200万円強を受け取ります。約5年間で1000万円以上を受ける計算になります。
健康に気をつけて、長生きすれば元が取れます。お得です。こんな効率の良い貯蓄は他にないのでは?
年金は手続きさえしておけば、給料から天引きされるので、面倒な振込手続きは不要です。政府もこういう説明をしてくれたら、年金を払わない人も減るでしょう。
長生きで得な年金、早死で得な生命保険 ハイブリッド活用
自営の不動産会社の社長の場合、不動産会社に勤務していた頃は年金を払っていたのに、自営になっら国民年金や厚生年金の積立をやめてしまう人が多いです。私の周囲にいる自営の社長様の多くがそうです。
年金は受給年齢になって年金を受け取ってはじめて有難さが分かります。会社はいつまでも高齢者の面倒をみてくれません。
会社を退職したり、企業から離れると誰でも個人事業主になります。退職や転職して企業を離れても国民健康保険や介護保険料は払い続けなければ、その恩恵を受けることはできません。
そんな年齢になるまでまだと思っていても、人生はあっという間にその年齢に到達します。間違いなくやってきます。
年金は長生きすれば得する制度。一方で、生命保険は早く死ねば得する仕組みです。だから年金と生命保険はセットで考えて加入することですね。
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