大家さん、地主さんから信頼される不動産会社の条件
「ITリテラシー ※ が低い不動産会社に大切な不動産の管理は任せたくない」と大家さんが管理委託先の不動産会社を変更する原因の一つに不動産会社の近代化があります。
これからの不動産会社は「パソコン・スマホは苦手」とか「インターネットのことはよく分からない」と言っていては大家さんから見限られます。
※ITリテラシーとは、「インターネットやIT技術などで情報と知識を活用する能力」のことです。
パソコン、スマホ、ネットが苦手の不動産会社とは付き合わない
大手不動産会社や地元の有名店を押しのけて、大家さんはお得意様である不動産会社の社長に言ったそうです。
コトのはじまりは数ヶ月前です。今までお付き合いがなく、所有する物件の遠方に住む大家さんからお得様の不動産会社の社長に下記のようなメールが届きました。
「日頃からブログを拝見しています。〇〇市内に賃貸物件30室1棟を所有しています。これからは御社に募集と管理の委託したいと考えているので相談をしたい」という内容でした。
その後その大家さんと何度かメールのやり取りのあと、実際にお会いして募集と管理を受託し管理委託契約書を交わしました。
管理を受託した理由はの冒頭のような「ITリテラシーのない不動産会社とは付き合いたくない」ということでした。
知らない、苦手では済まされない不動産会社の情報発信力
では、その大家さんはどのようにして、不動産会社のITリテラシーが高いことを見抜いたのでしょうか?まずは、お得意様が配信するブログです。
お得意様は地域の空き家率や賃貸状況を徹底的にリサーチしてブログで公開していました。その不動産オーナーはお得意様のブログ記事を見つけました。
お得意様がブログで発信しているのは
「自身の過去から現在の実務経験」
「専門的な不動産管理の知識(宅建取引士、FP)」
「専門性が高いマーケティングと集客のための情報発信」
の3点です。
実は社長様は地元の不動産会社に10数年勤務していました。独立の際にマーケティング会社が開催する「ブログの書き方」と「ネットマーケティング」の通信・通学コースで学びました。そこで伝える技術を身に付けて、ドリームXでホームページをスタートしました。
ホームページ開設直後から地元の大家さんだけでなく、近所の不動産会社からもブログの記事が”面白い、役に立つ”と評判になりました。最近の大家さんは不動産会社よりインターネットで高い知識を得ています。
知ったかぶりをする必要はありませんが、不動産の専門知識同様にある程度のITの知識がなければ大家さんと関係づくりが築けず信頼されません。不動産オーナーには「ITのことは知らない」とか苦手というようなことはいっていられなくなりました。
ITリテラシーの低い管理会社とは付き合わない大家さんが急増
ある日突然大家さんから管理委託を解約されることがないようにしておきたいものです。不動産会社以上にITリテラシーが高い大家さんが増えています。
パソコンやスマホが苦手、インターネット分からないと言っていては大家さんが離れていきます。
この知識と技術を持つことは営業力以前のあなたの会社とあなた自身の価値になります。
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