ブログで引用はOK、コピーはNG、どう違う?
引用ってなに?
引用とは、他のホームページや書籍の記事をそのままコピーし、それをもとに新しく自分の文章を作成することです。いろいろ細かいルールがありますが、一番の基本は自分の作成した文章が主な内容であり、引用部分は補足であることです。
引用は全体の20%以下という基準を云うかたもいます。引用部分は自分の文章とはっきり区別する必要があります。
ブログの読者にもわかるように見た目に区別し、検索エンジンにも「この部分は引用である」ことがわかるように専用のタグを使用します。
このタグにより、検索エンジンにもこの部分がコピーではなく引用であることがわかります。引用元を明記し、引用元の文章をそのまま引用します。1文字でも(誤字・脱字でも)書き換えてはいけません。
街の不動産会社のブログでは、意外に引用を多用します。税制や条例の解説記事では法律の文章を引用することが多いですし、開店・閉店などのニュースでは ニュースリリースの記事を引用することもあります。
コピーってなに?
コピーは引用とは違い、コピーした部分が主になっていて少しだけ自分の文章がついている場合です。ひどい場合は他人の記事を丸ごとコピーしたり、それに簡単な手直しをするだけで記事を作成する人もいます。
記事を作成した本人は引用のつもりでも、ルールに従っていなかったり、引用部分が長過ぎてのは引用ではなくコピーや無断転載として扱われます。
勝手に他人の記事をコピーしては、トラブルになります。法人同士であれば訴訟になることさえあります。それでは、自社のイメージをダウンさせることになります。
始めたばかりのブログで人の目にあまり触れないからわからないだろうと思う人もいますが、最近はコピー判定ツールがいろいろあるので、ある程度コピーでできた記事はすぐにわかります。
文章以外でもコピー、コピペはダメ
文章だけでなく画像や動画でもコピーはいけません。画像や動画を入れたければ自分で撮影するか、フリーの素材サイトで「商用利用可能」と表記されているものを借りましょう。
ニュースリリースをもとにした記事では店舗の公式サイトの写真が欲しくなりますが、勝手にやってはいけません。自分で店舗を撮影するか、公式サイトの「お問い合わせ」から許可を得てから写真を借りましょう。
自分で撮影する場合は、映してはいけないものや他の人の顔やお店が入らないように注意しましょう。
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