なぜホームページで集客ができないのか?
不動産会社のホームページには不動産物件が掲載されています。物件紹介が中心です。物件紹介だけのホームページが大半です。不動産物件を探す人には便利かもしれません。
でも多くの不動産会社は問合せや反響が得られません。なぜでしょうか?
99%の不動産ホームページは物件紹介が中心
ほとんどの不動産会社はホームページを開設するとき最初に物件を登録します。その物件にデジカメでキレイに写真を撮ったり、360°動画などを差し入れています。あくまでも物件紹介がメインです。
ホームページに掲載された物件はポータルサイトや他社のホームページにも掲載されています。物件名、住所、価格、特徴も当然ですが同じです。それだけで重複コンテンツになります。
Googleは重複コンテンツがキライです。重複コンテンツになっている物件情報は広告をしない限りGoogleで検索されません。これが物件紹介で集客できない理由です。
不動産探しをする人以外は物件に興味がない
ホームページにどれほどたくさんの物件を掲載しても、どんなにキレイな写真に仕上げて紹介しても、不動産を探す人、比較する人以外は不動産物件に興味はありません。
・家を購入する人
・転勤賃や入学で賃貸を探す人
物件中心のホームページは限られた時期、限られた人だけに閲覧されます。多くの不動産会社のホームページは物件中心なので、限られた人にしか興味を持たれないのです。
魚のいない釣り場で、たくさんの釣り人が竿をたらしている状況
入居者より空き物件が多いです。不動産余りの時代になりました。その影響で入居者が払う仲介手数料は半額やゼロ円が多くなりました。
入居者が不動産会社に支払う仲介手数料や広告費は大家さんが負担する場合が多くなったからです。10年前には考えられなかったことです。
多くの不動産会社は年々入居者が減っていることを実感しているのではないでしょうか。それでも入居者向けにホームページで物件を紹介しまくっています。
ソレって不思議に思いませんか?
たくさんの釣り人が魚があまりいない釣り場で竿をたらしている光景です。こんなことでは不動産業の未来が見えてきません。
これからもホームページで集客できないと思いませんか?
不動産オーナーを顧客にするホームページにシフトする
10年以上も前は誰もが「オカシイ!」と首をかしげたブログを活用した集客ですが、今はブログを活用したマーケティングが一番効果的です。
特に不動産を所有して、賃貸や商売をしている不動産オーナーは不動産会社のブログを隅々まで読んでいます。不動産会社がこれに気づき、危機感を抱いた大家さんに向けてブログでマーケティングをすれば、不動産会社はホームページで大家さんを顧客として集客できます。これこそ、これからの不動産会社がホームページで集客する方法です。
あなたは入居希望者より空室を抱えて頭を抱える大家さんの方が多くなることをご存知ですか?
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