大家さんが勝手にやってきて1年で黒字にした独立開業店
不動産会社のホームページを一番見ているのは誰?
ホームページの掲載物件が1件となり、寂しさを感じていたAエステートのA社長が直後にブログを読んだという東京都内のサラリーマン大家さんから賃貸1室募集を依頼された。
「成約したら家賃管理も頼みたい」というおまけが付いていました。A社長はブログが読まれていると感じて、それから毎日ブログを書いて発信しました。
するとブログを読んだ大家さんから電話が相次ました。そのうち直接、Aエステートを訪問して来る大家さんも現れました。
開業してホームページを開設6ヶ月、大家さんから募集を依頼された物件数は10部屋になりました。その10部屋を丁寧にホームページの物件紹介とブログで紹介しました。
Aエステートは開業4カ月目にして初契約した。『一般』ではあるが、直接大家さんから預かった物件を紹介して仲介業者が客付けしたのだった。
A社長は心から初契約をよろこびました。この方法でなんとかやっていけるかもしれないという自信を感じた瞬間でした。
以前のブログを書き直したらアクセス数がV字回復
それからA社長は、それまで書いたブログを再度書き直しました。特に「ブログタイトル」「ブログの見出し」は思いつきではなく、大家んが興味を示すモノに何回もノートに書いて練り直しました。
すると書き直したブログのアクセスが急に増え始め、同時にホームページの訪問者とページビューがV字に回復しました。ブログはタイトル、見出しが大切だということを実感しました。
周囲には空室で困っている大家さんで溢れている
開業9カ月目、Aエステートは大家さんの悩みごとや困っていることや問題の解決方法のブログはそのエリアで空室を持つ大家さんに突き刺さったのです。
さらに驚いたことは、近所で空室を抱える管理会社までがAエステートに物件紹介を依頼してきたことです。開業して半年で掲載する物件に悩んでいたAエステートに。
大家さんから受託した5部屋のうち3部屋をAエステートは客付けをして、そのまま家賃管理も依頼されたのです。
大家さんから受託して安定経営するには?
そして、1年が経過してAエステートは何とか開業1年で黒字を達成しました。ブログのタイトルや書き方を見直してからページビューは順調に伸びて、今では月間3万PVを超えています。
今では管理物件も30部屋になり、今後は管理手数料や更新などで少しは楽になりそうだ。また、原状回復工事やリフォームなども売上を後押しするようになりました。
ホームページの掲載物件は
・大家さんから直接受託した物件と
・不動産会社が貸主になっている物件の20部屋くらいである。
1年が過ぎて、コンスタントに大家さんが募集依頼がある不動産会社になりました。
Aエステートが目指したゴールは地元で「空室で困った大家さんが駆け込むAエステート」になることです。
- 大家さんの悩みを聞いてあげる。
- 大家さんとともに悩みを解決する。
- 地元で空室で悩む大家さんが募集依頼にやって来る。
A社長はこれをブログでやり遂げる決意を固めました。
リースも借金と心得よ。無借金と中古機器で乗り越える
独立開業を目指す不動産会社の社長様に失敗しないホームページ集客法をご伝授します。
それはどんなに苦しくても辛くても借金、つまり金融機関からの借入とリースでコピー機やパソコン、事務用品を購入しないことです。パソコンやコピー機は現金なら半額で購入できます。最初は中古品だっていいじゃないですか? (ドリームワンで利用するノートパソコンは中古の3万円のパナソニックレッツノートです。全く問題ありません)
ツールは使えれば良いのです。開業当初 、保証協会を利用して借入をして失敗する新規の開業店をたくさんみてきました。その多くが金融機関からの借入やコピー機、パソコンやソフトなどのリース契約の返済で経営に行き詰まって廃業しています。
弊社のお得意様の中には独立開業3年で管理物件500室を受託した会社があります。その社長様は独立する1年前からブログを書き始め、独立の準備をしていました。独立には夢と希望があり、不安もあります。独立直後から受託して会社を安定させることができました。
まずは身の丈にあった会社経営を行うことです。絶対に見栄を張ってはいけません。小さく初めて徐々に規模を広げていくことです。一度借入をして残高がすくなるなると不安になりさらに借入額を増やしてしまいます。そうなったら相手(貸し手)の思う壺です。ぜひ肝に銘じてください。 終わり
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