ホームページの物件数を増やすと反響が減るのはなぜ?
過去にはそういうこともありました。でも今は違います。
多くの物件数や広い対象エリアを扱うメリットとデメリット
ホームページは実店舗と違い、対応する従業員がいません。そのためリアルタイムでは「200Vで20帖以上をカバーするエアコンが欲しい」などという踏み込んだ相談に対応ができません。
不動産会社の人は全員がホームページに掲載している物件を隅々まで全て知っている訳ではありません。そして物件が多くなればなるほどホームページに掲載している物件全体が血の通わない陳列になって、却って時にはホームページ訪問者が不満を持つことにもなります。。
スタッフに相談する代わりにサイト内検索や問合せフォームという機能がありますが、物件を検索するための機能も限られています。
物件数を増やしたのに反響や問合せが無いのはなぜか?
ホームページにたくさんの物件を掲載しているのに、相談や問合せが無いという相談が多いです。物件を増やすほとその傾向は強くなります。なぜでしょうか?
不動産会社の多くがホームページにたくさんの物件を掲載しています。多くの物件が他社の情報と重複しています。この重複した物件をGoogleやYahooがキライです。結果、ペナルテーに近い状況で検索結果から除外されています。
だから物件を掲載するほと、検索サイトから嫌われているということになっています。もし他社より問合せや反響を増やしたかったら、物件数を減らせば良いのです。
検索サイトが評価する「価値のある情報」とは何か?
Googleは「価値のある情報」をたくさん載せているホームページを高く評価します。価値のある情報とは、ただたくさんの情報が並んでいるよりも、よりユーザーに使いやすく整理され、滞在時間が長いホームページのことです。これは、物件数が増えれば増えるほど重要になってきます。
たとえば「××な条件を満たした物件特集」など、需要の多い物件だけを並べてみたり、いろいろな切り口で整理した物件情報がある方がユーザーには使いやすいと言えるでしょう。物件数をただやみくもに増やすよりも、情報が見やすく、サイト全体が使いやすいことのほうが重要なのです。
関連した記事を読む
- 2024/11/21
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18