駐車場の草刈りブログでわらしべ長者になった不動産会社
駐車場の草刈りをして、わらしべ長者になった不動産会社の実話です。こういうのは聞いたことがあると思いますが。
私自身、管理会社時代に駐車場や空き地の草刈りをやったことでマンション建設、事業所の移転などビッグビジネスに発展したことがありました。それに味をしめて一時は草刈りを無料で奉仕したこともありました。私の管理会社時代を大いに支えてくれました。
この記事は最近お得意様からお聞きした実話です。
駐車場の雑草刈りをYouTubeに載せてブログで投稿
A社はYouTubeがネット集客に効果があると聞いていました。試してみたいと思っていましたが何をどう撮ったらイイか考えているうちに数ヶ月が経っていました。
あるとき賃貸を管理している大家さんから駐車場の草刈りの依頼がありました。「そうだ!電動草刈機で刈っている動画を撮ろう」と閃きました。
カメラの三脚にスマホを固定して、焦点位置を確認してスマホの動画スイッチをON、A社長はスマホの前で草刈機のスイッチを入れて雑草を刈りました。三脚を移動しれ位置を変えながら2時間かけて何度も撮影しました。
事務所に戻って、スマホで動画を編集してYouTubeでアップロード、さらにA社のブログに動画を貼り付け投稿しました。
草刈り動画をYouTubeに掲載した事例
草刈り動画の事例(アクティバル様よりご提供いただきました)
見知らぬ不動産オーナーから草刈りの依頼が舞い込む
2ヶ月くらい経ったころ、「いつも、ブログを読んでいる。50坪の空き地があるけど近隣からクレームがあったので草刈りしてくれませんか?」とA社に見知らぬ不動産オーナーから電話がありました。
早速、A社長はそのオーナー様を訪問して、草刈りの作業の注文をいただきました。
土地の有効活用を相談され、ビッグビジネスに
作業が終わったA社長は、連絡して請求書を届けにオーナーさん宅を訪問しました。ご自宅にはオーナーさん、奥さん、息子さんが待っていました。
A社長はオーナー様に請求書をお渡しました。すると「明日、草刈り代金は振込で支払います。ところで、あの空き地を何とかしたいのです。いつもあなたのブログを読んで、以前から空き地の有効活用を相談しようと思っていました。売却しても、駐車場にしてもイイけど。上モノは建てたくない」と言われました。
こうしてA社長は草刈りをYouTubeとブログで発信して、わらしべ長者になりました。めでたしめでたし。
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