人の心をくすぐる不動産募集の文章とは
以前であれば「日当たり良好」と表示すれば、お客さんの気を引くことができました。
今は、それでお客の心を揺さぶることはできません。
では、どういう表現なら振り向かせることができるでしょうか?
従来の募集方法を捨てる勇気
・日当たり良好
・買物至便
・築浅
・駅近
は従来から使われてきた不動産募集用語です。これからは、こういう言葉、熟語を捨てる勇気が必要です。
理由は、こんな古臭い用語を使うと時代遅れの不動産屋と感じる人が増えているからです。
せっかくホームページ訪問してくれた見込客にそんな風に思われたら、もったいないですね。もっと心に突き刺さる表現を考えてみましょう。
「この部屋に住みたい」気にさせる文章
『南向き日当たり良好』は簡潔すぎて「明るいだけの部屋」としか感じられません。その用語をもっと具体的に表現しましょう。
例えば
「部屋のベランダから見える左(東側)に桜の木があります。春には見事な淡いピンクのソメイヨシノ(サクラ)があなたの心をウキウキさせてくれるはずです。夏には桜の緑の葉が強い日差しと暑さを和らげてくれます。桜の木に集まるセミの声に「静かにして!」とあなたはセミにクレームを言うかも知れません。四季を五感で楽しみたい方へオススメのお部屋です。ぜひ一度内見して見ませんか?」
もし、こんな文章なら「内見したい」と思う人が、数人くらいはいるかもしれません。何より「この不動産屋に行って、こんなステキな文章でお部屋を紹介するあなたに会いたい」思うかも知れません。
「このブログを紹介をした人に会いたい」と言われる物件紹介
もう一つは、
駅から徒歩20分くらい離れたお部屋紹介の場合です。「こちらの部屋は駅から徒歩20分と少しばかり遠い物件です。
しかし、駅とこのお部屋のほぼ中間地点に深夜1時まで営業しているスーパー〇〇があります。残業や飲み会が多いあなたが帰宅が遅くなっても買物してから帰宅できます。
深夜でもショッピングができるお部屋がイイと思う方にオススメのお部屋です。駅近ではありませんが、人気のお部屋です。ぜひ内見してみませんか?」
駅から遠い物件でも長所を見つけ出し、メリットに変えて紹介する方法です。こんな文章で紹介するだけで、帰りが遅い会社員の心に響くはずです。
仕事や付き合いで遅い方だけでなく、「この人に紹介してもらいたい。この人に会いたい」と思うようになります。
募集方法ひとつで、お客様の心を掴むことができると信じて紹介してみてはいかがですか?
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