グーグルが検索の仕組みを変えた結果
2018年の夏以降、グーグルは検索の仕組みを大きく変えました。その結果、今までの方法ではホームページのアクセス数を増やすことがむずかしくなりました。ホームページ内のコンテンツを充実させたり、更新をしないとPV(ページビュー)が落ちてしまいホームページの知名度が下がります。
広告しても集客できない駅前有名店、老舗管理会社
TVのCMで有名なフランチャイズ(FC)に加盟する不動産会社の社長様からご相談がございました。
「ホームページで集客できなくて困っている。自社ホームページは月間500PV前後をウロウロ。加盟しているFCのサイトからも問い合わせない。社員からはFCの脱退を提案されている」という内容でした。
最近こんな内容のご相談が多いです。FCの役割は集客や広告だけではないです。社員教育やマーケティング手法を学べると思うので次元が違うと思いましたが・・・
このようなFC加盟店や比較的有名な不動産会社に限らず、2018年夏以降、ホームページのアクセス数が急に落ちたという会社が多くなっています。中にはアクセス数が以前の1/10まで落ちたと言う事例報告もあります。
原因はグーグルは2018年の夏以降に検索方法を大幅に変えました。その影響が大きいです。
独自のオウンドメディアで集客する小さな不動産会社
一方で、駅から離れた自宅店舗で毎月安定して不動産オーナーから受託する小さな不動産会社もあります。
その小さな不動産会社は、ブログを一覧にして「オウンドメディア」をホームページ内の目立つ場所に置いて、グーグル検索で高い評価を得ています。ブログを活用したオウンドメディアをグーグルが評価しています。
今インターネットで集客する不動産会社は、ホームページ内またはホームページ外に置いたオウンドメディアを活用して受託しています。ブログなどのオウンドメディアで不動産オーナーやお客をファンにしてつながる手法で効果をあげています。
あなたはどちらのお店に行きますか?
売るのは「物件」ではなく「人」「専門性」「安心と信頼」
上記の左右の画像をクリックして、考えてみてください。
コンビニで缶コーヒーを買うだけならわざわざ右折して買わないでしょう。
しかし、ゆったり美味しいコーヒーを味わいたいなら、わざわざ右折してでもスタバに行きたいと思うはずです。
左の画像は普通に缶コーヒーが飲みたいという「ニーズ」です。でも右の画像はどうしても美味しいコーヒーを落ち着いたカフェで飲みたいという「ウォンツ」です。
現代人はスタッフが多い、会社の規模が大きいと言う理由で不動産会社選びをしている訳ではありません。あなたの会社にウォンツが無ければ、ウォンツを満たす近所のライバルに行かれるだけです。
あなたの会社が、お客や不動産オーナーから、どうしても「この店のこの人で決めたい」と思われるような「ウォンツ」を日頃からホームページで発信していなければネットでの集客は難しい時代になりました。それに気づいて欲しいのです。
上記のFC加盟店にも言えることですが、若い人はTVを見ないのでFCに加盟しているからと言う理由で不動産会社を訪問する時代ではありません。
今インターネットで集客している不動産会社は、ブログなどのコンテンツやオウンドメディアで社長やスタッフの人間性、会社の専門性が共感され、お客や不動産オーナーのウォンツにフィットする。その不動産会社がダントツで集客できます。
これから生き残る不動産会社は規模の大小やスタッフの人数、看板の大きさや数などで競うのではなく、役立つコンテンツをどれだけ自社ホームページ内、ホームページ外に置いて発信し、コンテンツ経由で集客します。グーグルはそのコンテンツを高く評価しています。
今はいかにグーグルを味方につけるかが生き残りの条件です。不動産会社が売るのは「物件」ではなく「人」「専門性」「安心と信頼」です。
不動産会社のホームページの目的は「知名度を上げること」です。
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