Googleの評価基準3 被リンク、相互リンク
Googleがホームページを評価する基準として、少し前までよく用いていたのが「被リンク数」です。今でも被リンクは評価されるのでしょうか?
被リンクとは何か
被リンクとは、他のWebサイトからホームページやブログに貼られたリンクです。他のWebサイトで紹介されるためのリンクが代表的な被リンクです。
また記事が面白ければSNSなどで拡散されることがあります。それも被リンクになります。でも被リンクは扱いが難しいので注意が必要です。
被リンクが多いと評価が高くなるのか
被リンクが多いということは、そのWebサイトやブログのコンテンツがユーザーに評価され、他の人に紹介するのにふさわしいと思われたということです。そのため、Googleでは被リンクの多いWebサイトを高く評価していました。
10年くらい前は、「相互リンク」ページを作ってリンクし合うことが流行りました。しかしなぜか最近は見かけなくなりました。
被リンクを重視するのは諸刃の剣
しかし被リンクが重要な要素として評価されてるのにつれて、被リンクを人工的に増やそうとするWebサイトが多くなりました。
自分でたくさんのWebサイトを作って相互にリンクさせるサイト管理者や、自社で大量にWebサイトを作成してリンクを有料で販売したりするSEO業者が出現しました。そして、このような被リンクを持ったWebサイトが検索上位を独占するようになりました。
人工的な被リンクをつけたWebサイトは、大量に被リンクがあるので検索結果の順位は上がるのですが、訪問してみるとあまり価値のないWebサイトなので、ユーザーからの評価は高くなりません。
そのため、現在はGoogleも現在は被リンクの評価には慎重になっています。現在でも、自然にユーザーからの評価としてつけられた被リンクには大きな価値があります。
しかし、Googleは上で上げたような人工的な被リンクはかなり正確に解析できるようになりました。人工的な被リンクを利用したWebサイトにはペナルティが与えられ、検索結果では上位に表示されなくなったり、まったく表示されなくなったりしています。
被リンクはうまく活かすことができればGoogleの評価を得られますが、やりすぎるとGoogleから大きなペナルティを受ける諸刃の剣なのです。
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