Googleの評価基準5 https常時SSL対応
最近、URL(ホームページのアドレス)の表示されているアドレスバーの左端に鍵マークが付いているホームページがたくさんあります。これはSSL化されているWebサイトの印です。なぜSSL化が必要なのでしょうか?
SSL化ってなに?
SSL化すると、ホームページの内容がすべて暗号化されます。ユーザーが入力した情報も暗号化されて送信されるので、ショッピングサイトなど、ユーザーがさまざまな情報を入力するホームページでは以前から使用されていました。
最近は入力フォームのあるページだけでなく、ホームページ全体をSSL化する「常時SSL化」が主流になっています。
SSL化されたページは、URLが「http~」ではなく「https~」になっていたり、アドレスバーやブラウザの下に鍵マークが付いているので、見た目にもわかりやすいでしょう。
SSL化のメリットはなに?
SSL化すると、入力された情報が暗号化されることの他に、次のようなメリットがあります。
・ホームページ内でのユーザーの行動も暗号化され、盗聴を防ぐ
・ホームページがなりすましではなく本物であることを証明し、フィッシング詐欺(個人情報を盗み出す行為)を防ぐ
・暗号化によりGoogleから「安全なサイト」と評価され、ユーザーから信頼される
・Googleから高く評価される
つまり、SSL化によって情報が漏れることのない安全なホームページである、というお墨付きを得ることができるのです。ホームページ訪問者に「安心で安全なホームページ」と思ってもらえます。
GoogleがSSL化を推奨している
Googleも、SSL化されたホームページを高く評価しています。それは、ユーザーにとって安心して利用できるホームページの印だからです。
ユーザーが安心して利用できることから、SSL化されていないホームページに比べてアクセスが多くなったり、滞在時間が長くなったりします。そこからさらにGoogleの評価が高くなる、というサイクルも発生しています。
そのため、現在ではこれからホームページを作成するなら最初からSSL化しようという傾向になっています。
しかしSSL化を実現するには、利用しているホームページサービスやレンタルサーバーによって手順や費用、必要な期間などが異なります。まずは利用しているホームページサービス、レンタルサーバーがSSL化についてどのような扱いをしているのかを確認してください。
またこれからレンタルサーバーを用意してホームページを構築するなら、SSL化が容易なレンタルサーバーを選びましょう。
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