不動産のことなら何でもご相談ください、って効果あるの?
CMや広告などでよく聞くのが「不動産のことならおまかせください!」というキャッチコピーです。
いかにも頼もしくお客が来そうなキャッチコピーですが、ホームページで集客するとき、これは効果はあるのでしょうか?
なんでも、と言われると何を相談していいか分からない
近くにある社長一人のお店の看板に「不動産のことならなんでもおまかせください」とあったら、お客さんは嬉しいでしょう。不動産のトラブルや悩みごとを、その会社に行けばなんとかなるというのは、近隣の大家さんや顧客にとってはとてもありがたいことです。
トラブルにもすぐに対応してもらえそうです。会社の看板やローカルなTV CMなら、これはとても有効なキャッチコピーです。しかしインターネットやホームページで「なんでもOK」は反対に不利になってしまいます。
●得意なところを全力でアピールしよう
Webサイトから不動産会社を検索する人は、不動産のことでなんとなくという検索の仕方はしません。この当たりで土地を探している、賃貸物件を探しているなど、明確な目的があるから検索する人がほとんどです。
そうやって検索した場合、「不動産のことならなんでもおまかせください」のような不動産会社は検索上位には表示されないでしょう。では、どんな不動産会社が上位に表示されるのでしょうか?
なんでもOKということは得意なものはないということ?
目的があって不動産情報や不動産会社を検索した場合、ホームページでそれぞれの得意分野をアピールする不動産会社が検索上位に表示されるはずです。その得意分野をキーワードにした検索に対応したWebサイトを作成しているからです。
しかし何も主張のない「普通の不動産会社のWebサイト」では、(各地域)+「不動産会社」というキーワードでしかアピールできません。それでは競合他者(同じ地域にある他の不動産会社のホームページ)に対抗できず、検索結果で上位に表示されることができません。
Webサイトを使って会社をアピールするなら「自社の得意分野を見つけて、そこをキーワードにして全力でアピールする」のが一番の近道です。そうすればキーワードの検索結果で上位に表示されることができ、
またそのキーワードが得意な会社を探しているユーザーの目に触れることができるからです。こちらのほうが重要です。
関連した記事を読む
- 2024/11/23
- 2024/11/22
- 2024/11/21
- 2024/11/20