ブログを書くときにやってはいけないこと:虚偽の情報や他社の悪口
虚偽情報とは何か
虚偽の情報とは、今風に言えばフェイクニュースです。意図的に内容の間違ったニュースを流したり、根拠のない噂話を載せたりして、読者を間違った方向にリードすることです。
これは、企業のブログではやってはいけません。間違った情報で企業の評判を落とすだけでなく、相手から訴えられる可能性もあります。
フェイクニュースを気にするのはニュースサイトだけだと思われるかもしれませんが、街の不動産会社のブログでは「地域の情報」を扱います。
特定の地域の評判を故意に落とすような記事があれば、問題になるでしょう。事実の場合もありますが、そのときは「噂話」ではなく、地域の空室率などの統計をベースにした客観的な記事にするべきです。
虚偽情報と不確定情報や間違いはどう違う?
街の不動産会社のブログでは会計や法律の記事を書くことがあります。ここで誤った情報を書いてしまっては台無しです。しかし、故意ではなく本当に間違えて書いてしまうこともあります。法律改正の噂がある、という記事を書いても、実際に改正されないということもあります。
これは「フェイクニュース」と言うより、単なる間違いです。しかし、間違った情報の多いブログは信用されません。企業の名前のついたブログなら、企業の評判も落ちてしまいます。
情報を載せる記事を書くときには、裏付けを用意しましょう。会計や法律の情報では、他者のWebサイトやブログではなく、自治体や税務署のWebサイトを元にして記述しましょう。それだけで、間違いを減らすことができます。
また、間違った情報を載せたときはすぐに訂正しましょう。間違った部分を削除して訂正するのではなく、間違った情報部分に打ち消し線を引いて、正しい情報を記述し、何月何日になぜ訂正したのかを注記しましょう。
間違った記事をすぐに訂正するブログは、信用されるようになります。
他社の悪口は厳禁
企業のブログでは、他社の悪口は厳禁です。相手が個人でも企業でも同じです。そういう記事は、取り上げた他社だけでなく、読者のブログに対する印象も悪くし、企業の評判を落としてしまいます。
ホームページやブログは、実際に会うことのない人にとっての「会社の顔」であることを意識しましょう。
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