ネット集客したいならブログを使え

「５年以上もホームページを運営しているけど問い合わせや反響がない」「有料広告を利用しても反響がない。ネット集客の方法を教えて欲しい」

そんなご質問をいただきます。

ネット集客と来店を勘違いしている人が多いです。ネット集客とはホームページに訪問者を集めることです。お店に直接来店してもらうこととは違います。

不動産会社はホームページへより多くの人を集めるために、有料広告を利用したりブログを書いて発信したりします。どんなにお金をかけたホームページでも何もせずに放置していては問合せや反響を得ることはできません。

ホームページで問合せや相談、反響をもらうことを「ホームページ集客」と勘違いしている人がいます。『集客と来店』の違いとは。

・ネット集客とはホームページの訪問者数やクリック数（ＰＶ）です
・来店とは不動産店または現地にお客さんを訪問させる

ことです。

・ホームページに訪問者を集めて
・訪問者（クリック数）の2000人から3000人に一人の確率で問合せする

という狭き門です。この数字を分かりやすく説明すると

月に３０００ＰＶから５０００ＰＶのホームページなら１人か２人が問合せ、来店する確率です。だから月間１０００ＰＶにも満たないホームページなら年に１人か２人が来店すればラッキーな確率です。

ホームページ制作会社が良く言う「物件をたくさん掲載すれば問合せや成約がある」ということに根拠はありません。どんなに物件数を増やしてもホームページにたくさんの人を集めることはできません。

１、ホームページへたくさんの人を集めます。
２、その人たちにホームページ内を回遊してもらいます。
３、物件や会社、お店のスタッフに興味を持ってもらいます。
４、お客は物件や不動産店を信頼して問合せ、来店します。

自社ホームページ内の物件を見ていきなり問合せ、来店する訳ではありません。あなたのお店を信頼して、このお店なら大丈夫と判断して問合せ、来店になります。だからホームページ集客には時間がかかるのです。

このような気の長いことをコツコツとできなければホームページで効果（成約）を上げることはできません。小さな不動産会社にとってホームページで大切なことは、商品（物件）を紹介することより、いかにしてお客さんに安心してもらって、コミュニケーションを築き上げていけるかどうかです。