疑い深くて厄介な顧客を納得させるホームページ運営法
インターネットの普及で誰でも簡単にネットで物件やサービスが比較できるようになりました。でもこれが面倒で厄介な場合があります。
例えば、内見もしていないのに、いきなり「家賃1万円下がりますか?」なかには「どれくらい下がりますか?」とこちらの足元を見て問い合わせする人です。こういう人をお客さんと呼びたくはありませんが。
でもこれが現実です。今の時代の不動産屋は、疑い深くて面倒なお客さんを避けて、いかにイイお客さんと付き合っていくかが肝になります。
物件と不動産屋が余っている時代です。誰かれとお客さんに擦り寄るのではなく、イイお客さんに恵まれるやり方を身につけることが大事です。
このお店のこの人で決めたいと言われるようになる
小さな不動産会社にとって、ホームページは最強の営業マンになるはず・・でした。しかし、その最強の営業マンを活かすには誰もがやっているような、普通に物件紹介するだけでは集客できなくなりました。
だからと言って不動産ポータルサイトに登録しても広告費がかかるだけで大して成果は上がりません。
時代は大きく変化しました。やり方次第でホームページで集客するのは、それほどむずかしくはありません。チョッとしたコツがあります。そのコツとは
ブログで価値のあるコンテンツを提供し、自社のファンになってもらうことです。
ブログの役目は、会社の価値、スタッフの魅力を知ってもらうこと
ホームページを持って「物件を紹介すればお客はやって来る」と言うことを信じていませんか。それは大きな間違いです。
いつまでもそんな考え方では大手不動産会社にお客さんを抜かれてしまいます。近頃は大手不動産会社でも物件中心のホームページからコンテンツを充実させたホームページで集客しています。
大手不動産会社もブログなどのコンテンツを活用して自社のブランドイメージを高めています。これからは、小さな不動産会社も、自社ならではの切り口で、ブログでネット上で知名度を上げて存在感をアピールしなければホームページ集客はむずかしいでしょう。
これができれ、ブログ経由で不動産オーナーや大家さんを見込み客として獲得できます。ブログの内容は、これまでの経験と知識を活かしたものにします。物件を紹介よりも、その地域の紹介や不動産オーナーや大家さんのいろいろな悩みや疑問が解消できることをブログで紹介してください。
小回りが効いてなんでも相談できる地元の不動産会社こそが、大手には真似のできない小さな不動産会社の強みです。これこそが大手との差別化です。
ブログを読んでもらうには
ブログを読んでもらうには「このブログは面白くて役に立つ」と思ってもらうことです。まずは、不動産オーナーや大家さんの役に立つ記事をたくさん書きます。
たとえば、多くの大家さんの空室の悩み、満室経営の方法など魅力的なブログをホームページ内に充実させることで、大家さんの共感を得ることから始めます。
まず手始めにブログ100記事を書いてください。面白いことに、100記事くらいになると読者が増えてきます。それは、ブログのアクセス数やページビュー(アクセス解析)で確認できます。
「いやあ、もう何百記事も書いているけど全く反響がないよ」という方がいます。そのブログは不動産オーナーや大家さんむけて書いたブログでしょうか。恐らくそうではないはずです・
ただ、ブログを書き続けることは大切ですが、読者の悩みや問題の解決方法をこれからは書くことが重要なのです。
ブログを経由して自社ホームページへ誘導する仕組みを作る
もし現在利用しているホームページでブログなどのコンテンツを追加することが難しいんら、現在のホームページはそのままにして、あたらにブログ専用のホームページを作ってブログを発信方法も良いかもしれません。
ブログで獲得した不動産オーナーや大家さんを
・従来のホームページへ誘導し
↓
・お問い合わせ、反響
↓
・来店、相談
↓
・受託
へと成果が上がるようにします。
ブログを充実させることは、一見遠回りのように見えますが、確実に見込み客を顧客にする最短な方法です。不動産ブログ集客(コンテンツマーケティング)は気の長い営業手法です。
貯まったブログは長い期間グーグルやヤフーに蓄積され、自社の資産になります。一度効果が出始めると、ただブログを書き増やすだけで効果が長い間持続します。しかもほとんど無料か低料金でできます。
日本の不動産業界以外でも、大企業を中心にブログを活用したコンテンツマーケティングを実践して成果をあげています。
ドリームワンのお得意様の小さな不動産会社でもブログを書き続け、広告費をほとんどかけずに年間数千万円もの仲介手数料を毎年叩き出している会社が多く誕生しています。
導入会社の多くの社長様は「ホームページは物件情報じゃない。知名度が大切。物件だけ並べても知名度は上がらない」と言っています。
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