地域1番店のシンプルなホームページ活用法
ホームページの運営はシンプルに、全社一丸で
2社のホームページ運営には共通点があります。2社とも
・シンプルに利用
・全社一丸で活用
しています。
意外に感じるかもしれませんが。ホームページ運営がうまくいっている会社はあまり面倒な作業はやっていません。やっているのは「業務の均一化」です。つまり社内の誰でも同じように物件登録ができて、誰でもブログが発信できるということです。小さな不動産会社にとって、これはとても重要なことです。
この2社は、あの作業はAさん、別の作業はBさんというようなことはありません。小さな不動産会社にとってホームページ運用で大切なことは、作業の省力化と誰でも同じような操作ができることです。
この人しかできないというような運用はあまり良くないからです。「ある人に特別なことをやらせて、その人がある日突然いなくなったら、それこそ会社の危機」と大成不動産の松浦社長は言います。
ホームページ運営がヘタな会社ほど流行や新しいモノ好き
ホームページ集客がうまくいっている会社と下手な会社の違いははっきりしています。
うまくいっている会社は、ホームページ運営は特殊とは考えず、従業員が誰でも同じように操作しています。反対に下手な会社はホームページ運用は特殊なモノとして、社内の一人か一部の人でしか運用できないようにしています。
さらに最近はいろんなメディアやツールが登場しています。それをたった一人か一部の人でなんでもかんでもやってやろうとするのです。
例えば
数年前から利用するSNSの
・Facebook
・Twitter
などや。
さらに最近は
・YouTube
・zoom
・Instagram
・TikTok
などが登場して、何一つ自社のモノにできないまま次々と新しいモノに飛びつこうとします。ホームページ運用が下手な会社ほど、はやり(流行)や新しいモノが好きです。
そんなことより、ブログと物件紹介だけで十分なのに・・・
受託物件を紹介、ひたすらブログを発信
でもこの2社は物件紹介とブログを中心に、ホームページ運営は基本に忠実に継続しています。そこには年々増える従業員がホームページ操作に迷うことなく、先輩から後輩へ伝統的に技術を伝えています。これはとても素晴らしいことです。
受託した物件を近隣の同業者よりも、より早く、より丁寧に紹介することで信頼を高めて、新たな大家さんや不動産オーナーから受託を増やしています。そしてひたすらブログで安心と信頼を広めています。
流行に惑わされず、ひたすら基本を繰り返し、視線は常にお客様を見つめている。この仕組みさえできていればホームページ運営の99%は成功です。むしろこのルーティングだけで十分です。
管理会社の使命は受託物件を満室にすること。その使命を社内で共有
この2社に共通している一番大きなことがあります。それは管理会社の使命は「大家さん売主から受託した物件を満室にすること」という考え方が、社内で共有されていることです。
それをブログで大家さん売主にしっかり伝えています。だから付き合いのなかった新しい大家さん売主から続々と受託できるのです。
ホームページで地域1番店になる秘訣は流行や新しいモノを追いかけることではなく、シンプルで全員で同じ作業をこなし、発信し続けることです。
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