コンテンツって何?
最近、テレビやいろんなメディアで、ビジネスで成功するにはコンテンツが重要とよく耳にします。一方で「そもそもコンテンツって何?、成功するためにはどんなコンテンツが良いの?」と言う声も聞こえてきます。
物件情報の乱立は不動産を探す顧客を混乱させた
「ホームページの反響が昨年の半分以下になった」とか「ホームページではまったく集客できなくなった」、そんな声をよく聞きます。
インターネット全盛の時代です。ネットでしか集客できない時代にネットで反響や集客がなければ生き残ることはできません。
不動産会社にとって、この事態は深刻です。一体どうしてこんなことになったのでしょうか? インターネットの歴史から考えてみましょう。
10年くらい前は「駅名 賃貸」「地名 不動産」「駅名 物件名」のキーワードでホームページが検索されれば反響や集客できると叫ばれて、多くの不動産会社はそのやり方を取り入れました。ホームページに地名や不動産、賃貸などを散りばめていれば検索されるようにしました。今そんなことをやれば即ペナルティーですが。
それでは、お客さんは不動産会社のホームページから欲しい情報が得られなかったのです。物件情報の乱立は不動産を探す顧客を混乱させるだけでした。
検索大手のGoogleは物件情報を検索結果で評価することをやめました。
ホームページの入り口をブログにする不動産会社が増えている
多くの不動産会社が新しい変化をなかなか受け容れられないようです。大きな変化の代表的なのがGoogleの変化です。
2018年あたりからGoogleの検索の仕組みがコンテンツを最大限に評価するようになったことです。いまだに物件だらけの不動産会社のホームページの中で、お客様に寄り添い、共感を得るためのコンテンツを入り口にしている不動産会社がダントツで伸びています。 不動産を探し求めるお客様や大家さん、売主さんと共感でつながる。
下記にあるのがポータルサイトのコンテンツページです。
不動産会社から見れば当たり前のお役立ち情報です。しかし、不動産を探す顧客からすれば、こういうお役立ちのコンテンツがあることがポータルサイトへの信頼なのです。
ポータルサイトが多くの顧客を集める努力をしています。実は、不動産会社はこれだけでもポータルサイトを利用する価値があるのです。
ポータルサイトが毎年のように利用料を上げる理由と価値がここにあるのです。ポータルサイトも努力しているのです。
町の小さな不動産会社も、独自のコンテンツ(ブログ)を増やすだけで地域の大家さんや売主さんから共感を得ることができます。そして、私たちのお得意様でもホームページへの入り口にお役立ちコンテンツやブログを置いて募集や管理、受託を増やす会社が増えています。
理由は簡単です。未だ誰も近所でやっていないからです。しかもコンテンツが認知され知名度が上がるまで半年、1年と時間がかかるからです。でも一度、効果を発揮すれば、お金(広告費)をかけなくても効果が持続します。
ブログなどの記事が少ないホームページは淘汰される
ブログは蓄積型のメディアです。Googleは今後もコンテンツを最優先で評価すると公言しています。
大手不動産会社はプロのライターを活用してせっせとコンテンツを増やしています。私たち小さな不動産会社はそんな余裕はありません。
しかし、プロのライターより地域をよく知り経験豊富な不動産会社の社長や店長、スタッフが書くコンテンツの方が共感は得やすいのです。まずは100記事、ホームページのページビューを3000PVを目標にどんどん増やしてください。
物件の登録はそれからでも遅くはありません。2000、3000PVまで増えた財産は未来のあなたの会社に繁栄をもたらすことになります。
コンテンツが少ない、増やさない不動産会社のホームページは淘汰されます。それでもまだ、あなたは物件にこだわりますか?
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