ブログは社長が先頭に立って書けば集客できる
ホームページに顧客を集める方法としてブログやコンテンツの活用が急速に拡大しています。特にブログはキーワード検索に強いという理由で他のSNSをしのいでいます。
ブログなどのオウンドメディアを活用する不動産会社では新たな問題が起きています。それは社内の誰がブログを書くのかという新たな問題です。
コンテンツやブログの重要性は十分に理解しているけど
不動産会社の方からのご相談です。
「近頃、社長がホームページの集客方法を再度見直そうということになり、ブログを活用することを検討している」と社内でブログの重要性が話題になっているそうです。
その会社様では以前、ブログをやっていた時期もあったそうですが、フェイスブックやインスタグラムをやってきたが、効果を上げることができなかったので、ブログをやることになったそうです。
数年前までブログを発信していたけど、今はブログを書いていたスタッフが退職しました。 今でも退職した当時のブログ担当者が発信したブログから、反響や来店があるというのです。
フェイスブックやツイッター、インスタグラムはタイムラインで記事が流れ、検索はされない。「無駄とは言わないけど、将来性が見えて来ない」ということでキーワード検索に強いブログを再開する方向で進んでいるというのです。
さて問題はここから先です。
どうして社員やスタッフがブログを書かなきゃいけないのか
この数ヶ月は社内ではブログの重要性は共有されてきました。ではいざ、ブログを再開するにあたって
1)当時の担当者はいない(退職)
2)どんな記事のブログを
3)誰に向けて
4)誰が書くか
ということで新たな問題になり今は暗礁に乗り上げています。社長からは「君たちがやるんだから。自分たちで考えなさい」と言われたそうです。この突き放しが社内の大問題でした。
ブログ再開の提案は社長からだったので「小さい会社だし、社長が先頭に立ってやるだろう」と社員は思っていたからです。
「なんで私たち(社員スタッフ)がブログを書かなきゃいけないの?」というご相談でした。
本音は、誰だってブログなんて書きたくない
なぜブログをやろうと社長が言い出したかと言うと。
コロナの影響があったにも関わらず、辞めた社員が2年前まで書いていたブログを経由して、お問合せや来店が相継ぎました。そのことを社長が知るようになって、ブログは効果があるからブログを再開しようと言い出したのです。
これははっきり言って社長の気まぐれなんです。私たちは今でも手一杯なのに、ブログなんて書く時間がない」というのが本音でした。社員からすれば、今でも手一杯なのにブログという新たな作業が増えるわけです。
これは零細企業の社長と従業員の永遠のテーマです。
答えを出す前に、ブログの意義と相応の言い分は
1)会社に取ってブログは重要な集客ツールであることは全員が理解しているか?
2)社長はブログを理解しているのに、なぜ先頭に立って書かないのか?
3)社員はブログは社長が先頭に立ってやって欲しいと願っている理由は何か?
こんなテーマで意見をぶつけてみてはいかがでしょうか? さて答えは、いかにしてギャップを埋めることができるかどうかです。
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