客付仲介店から脱出、ブログを活用して元付になる
当初の5年間は店舗事務所の仲介専門店としてホームページを運営しました。そして今、開業9年目、免許番号も(2)になり新たな挑戦です。
仲介店では行き詰まる。元付を目指す
独立開業して5年間、A社長はさまざまな経験をしました。免許番号が(2)になった頃、5年間の苦労が実を結びました。
それまでの5年間は
・仲介専門のホームページでコツコツと地域の店舗事務所物件を紹介しました。
・FacebookやTwitterなどのSNSで共感する方とネットワークを作りました。
・仲介した物件以外でも、新規開業の店舗や事務所をSNSやブログで紹介しました。
当初の5年間は商売よりネットワークを構築した5年間でした。
5年間で新たに大きな変化が起こっていることも実感しました。A社長は仲介専門店ではやがて行き詰まると感じ、新たにオーナーから受託を目指すことを決意したのです。
物件紹介のホームページでは会社の強み、人間性は伝わらない
顧客は契約の安全、入居後の安心を求めています。大手不動産会社や老舗管理会社は規則やイメージを大切にするあまり融通が効かない上に高額です。
結果として最近の若いオーナーさんは大手や有名店を敬遠する傾向が強くなっています。小回りが効く小さな不動産会社にチャンスが巡ってきました。
不動産オーナーに強いメッセージを発信すると一人社長のAさんにも不動産オーナーから相談がありました。
A社長にお会いした方や、Facebookの友だちなら、Aさんの人柄や人間性の素晴らしさは十分に知ることができます。決して自慢せず、温かい人柄が伝わってきます。
・A社長のステキな人柄、人間性、
・会社の経営方針や理念、経験や高いスキル
・近隣他社との違い(差別化と言う人もいますが)
・Aさんとお付き合いしてみたいと思わせる価値
伝えることで不動産オーナーから受託し始めると、A社長は元付になることを目指すようになりました。
それには、もっと多くの人に伝える必要がありました。広く告知することで価値を共感できる人はいると信じていました。ブログを活用して充実したいろいろなコンテンツを発信する必要があると理解しました。
さらに、物件紹介も他社と同じような薄っぺらは物件紹介では、自社が専任や元付であることを伝えることは不可能でした。
仲介専門が不動産オーナーさんから受託して元付になった
免許番号が(2)になったころ、A社長は「オーナーから受託できる不動産会社」を目指しに新たにブログ専門のホームページを立ち上げました。
ブログ中心のホームページを立ち上げて2カ月、お付き合いのなかったオーナー様から直接物件を受託するようになり、それ以降、順調にに受託するになりました。
従来、不動産会社のホームページは物件第一主義でした。(今もそう思っている不動産会社が多いですが)みんなが同じことをやるので不動産ホームページで集客できなくなりました。
知名度が上がるとホームページに勝手にお客さんがやってくる
グーグルは会社の大小や規模で上位表示することはありません。ユーザーに役立つコンテンツを上位表示します。
小さな不動産会社でもブログなどの役立つコンテンツがたくさんあれば顧客がホームページをキーワード検索で見つけてくれます。不動産オーナーや地主は、そんな不動産会社の役立つコンテンツを探しています。
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