売上より、利益優先で乗り切る
金融機関から借入をしているから返済をするために、とにかく売上を上げる。そのために広告にお金をバンバン払って経営を圧迫している。という経営をやっていると、これからも苦しい経営が続きます。
今は銀行も金が余っているから融資は甘いようですが、いつまでもそういうことは続きません。
借り入れた融資の返済が始まる頃になると、返済どころか再度借入しないと倒産しそうな零細企業が増えています。経営者は従業員の生活を守り、雇用を維持するために悩んでいます。
コロナ前より売上を増やすという考え方から
不況時に売上を増やす方法はあるか?
これはかなり難しいです。今は売上を増やすより、いかに定期的に入ってくる家賃管理や原状回復費、定期清掃などで小さな収入を得て、会社を維持しながら経営を安定させるやり方に集中します。
従業員のマンパワーに依存していた営業や集客、事務作業はホームページやブログなどのネットやオンラインに任せ、仕組み化をして効率化を目指します。
売上を落としても、利益を増やす方法
これからの1、2年は売上を下げても、利益を上げる方法を模索しましょう。支払一覧をみれば一時的もしくは今後も不要な支出はいくつかあるはずです。
「1年も使っていない」「半年以上見ていない」などの支払いを停止するだけで、12ヶ月分になれば、かなりの経費を減らすことができるはずです。減らした経費は即利益になります。
1つの項目が数千円であっても、數十件にもなれば大きな利益です。まずはやってみましょう。とにかく今を乗り切ることです。
3ヶ月間、広告費をゼロにしてみる
確実に利益を上げる方法があります。それはポータルサイトなどへ支払っていた広告を停止することです。
まず、この広告を3ヶ月だけでも停止してください。おそらく、3ヶ月後は売上を減らすことなく、広告費3ヶ月分が大きな利益となって経営を安定するです。
これからどんな世の中へ向かっていくは誰も分かりません。売上の大切さは分かりますが、それよりもいかに利益を確保するかという経営にシフトしましょう。まずは借金をしない経営を目指す。
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