社長の悩み、心配事を解消する方法
規模の大小の差はあれど、会社の社長ともになればひとつやふたつの悩みや心配事はあるはずです。「心配事の9割は起こらない」「道は開ける」などの本を読んで悩みを解消する方法もあるかもしれません。
でも悩みや心配事が本当に良くないことは、”長い時間それを引ずること” 。それによって”心を病むこと”。そう 心のストレスです。
悩みを解消する良い方法があります。とても簡単な方法です。効果があるかどうかはあなた次第です。試しにやってみたらいかがでしょうか?
私自身、悩み事や心配事で立ち止まって前に進めなくなったことは何度となくありました。でもこの解決方法を覚えてから、長く引きずることがなくなりました。
いま悩んでいること、心配している事を紙に書く
紙に書く意味は、その時の状態の書体が後で役に立つからです。くどいようですが、必ず紙に書きます。
箇条書きでも、ダラダラと辛い気持ちを文章でも構いません。誰にも見せる訳でも、話すことでもありませんので、素直な気持ちで紙に書きます。
悩み事、心配事、困っていることで起こる最悪な事態を予測する
次は悩んでいること、心配していること、困っていることで起こり得る最悪な事態を想定して紙に書きます。例えば、会社なら「倒産」「破産」「数カ月後に現金が枯渇する」などあるでしょう。とにかく想定できる最悪な事態を紙に書いてください。
ここで大切なことは、とにかく紙に書いてみるということです。自分の気持ちを自分の言葉で紙に書くことが大切です。
最悪な事態を受け入れる
では次にいきましょう。
紙に書かれた最悪な事態を、受け入れてください。例えば「倒産」「破産」「数カ月後に現金が枯渇する」ことを受け入れるのです。
大体がお金問題や人の問題だったりします。病気や余程の怪我でないかぎり、あなたの命まで奪うことはないはずです。
そうです。どんな事態が起きて、最悪な状況になっても、あなたは死ぬことや殺されることはないのです。これだけでも幸せなことだと思いませんか?
最悪な状況を受け入れながら、改善に向けて歩き出す
あなたは今すぐは死なない、殺されないということが分かりました。つまり、少しばかり時間の猶予があるということです。これはラッキーです。その少しばかりの間に何か打つ手はないかと考えましょう。
これまで、何十年もいきてきた訳ですから多少の知恵や相談者がいるはずです。これからどんなことが起きようとも、死ぬことはありません。だったら死ぬ気になってなりふり構わずに何でもできるはずです。恥ずかしいことも気後れすることもありません。
これからの1週間で自分でできることを、紙に書いてください。まずはこれからの1週間でできることを、メモして、それだけだけに全力で集中して行動を起こします。
悩みや心配事を書いたノートを1週間机の中に入れる
そして最後の行動です。
書いたノートやコピー用紙を机の中に入れてしまいます。
そして、1週間後、机を開けてそのノートやコピー用紙を読み返してください。おそらく、あんなに悩んでいた大部分のことがウソのように悩んでいないことに気づきます。
本当に悩みが半分以下になっていることを実感するでしょう。時が解決してくれることを感じます。
そうです。悩みや心配事は頭の中で起こっていることがグルグル回っているだけなんです。だから、頭の中を駆け巡っているその悩みや心配事を表に引きずり出せば、それだけで時間とともに解消します。
もし、悩みや心配事で眠れない社長様は、ぜひこの方法で今夜から解放されて安眠できることをお約束します。
そして、今後は小さな心配事が起きたら、すぐこの方法で早めの行動をしてください。
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